【2026年版】ComfyUIインストール方法|AI画像生成ローカル環境構築ガイド

AI画像生成

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要約

ComfyUI は、ポータブル版なら Python・Git なしでインストールできます。

7z ファイルをダウンロードして展開するだけで、ノードベースの AI 画像生成環境がすぐに使えます。
この記事では、Windows 環境でのインストールから日本語化、画像生成、カスタムノード導入まで一通りの手順を解説します。


はじめに

「ComfyUI って難しそう」「ノードベースって何?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

実は ComfyUI にはポータブル版があり、ZIP を展開するだけですぐに使い始められます
Python や Git のインストールは不要です。

この記事では、Windows 環境に ComfyUI をインストールする方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。

モチベル
ComfyUI ってノードを繋いで使うやつだよね?難しくない?
クーラット
インストール自体は簡単だよ。使い方は慣れていけば大丈夫!

ComfyUI とは?

ComfyUI は、ノードベースの Stable Diffusion 用インターフェースです。

処理の流れを「ノード」と呼ばれるブロックを繋いで構築するため、複雑な画像生成ワークフローを視覚的に組み立てることができます。

ComfyUI の特徴

項目 内容
価格 無料(オープンソース)
操作方法 ノードを接続してワークフロー構築
カスタマイズ性 非常に高い(カスタムノードで機能拡張可能)
処理の透明性 各ステップが可視化され、細かい調整が可能
VRAM 効率 最適化されており、低 VRAM でも動作可能

Stable Diffusion WebUI(A1111)との比較

比較項目 ComfyUI Stable Diffusion WebUI
操作方法 ノードを接続 フォームに値を入力
学習難易度 やや難しい 簡単
カスタマイズ 非常に柔軟 拡張機能で対応
処理の可視化 ◎(全工程が見える) △(結果のみ)
ワークフロー共有 ◎(画像に埋め込み可能) ○(設定値で再現)
向いている人 細かい制御をしたい人 手軽に始めたい人

どちらが優れているということではなく、用途や好みで使い分けるのがおすすめです。

モチベル
どっちを使えばいいの?
クーラット
手軽に始めたいなら A1111、ワークフローを細かくカスタマイズしたいなら ComfyUI がおすすめだよ

📖 関連記事: Stable Diffusion WebUI(A1111)のインストール方法
WebUI で始めたい方はこちらの記事をご覧ください。


必要な環境

インストール前に、以下の環境を確認してください。

動作環境

項目 最低要件 推奨環境
OS Windows 10 64bit Windows 10 / 11 64bit
GPU NVIDIA GPU(VRAM 4GB 以上) NVIDIA GPU(VRAM 8GB 以上)
メモリ 8GB 以上 16GB 以上
ストレージ 20GB 以上の空き SSD 50GB 以上の空き
注意

NVIDIA 以外の GPU(AMD / Intel)でも動作しますが、設定が複雑になります。この記事では NVIDIA GPU を前提に解説します。

GPU の確認方法

自分の PC にどの GPU が搭載されているか確認するには:

  1. Windows キー + R で「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. dxdiag と入力して Enter
  3. 「ディスプレイ」タブで GPU 名を確認

「NVIDIA GeForce RTX xxxx」や「NVIDIA GeForce GTX xxxx」と表示されていれば OK です。


インストール手順

ポータブル版を使った、最もシンプルなインストール方法を解説します。


1
7z ファイルをダウンロード

GitHub のリリースページから ComfyUI_windows_portable_nvidia.7z をダウンロードします。

ダウンロード先: ComfyUI Releases

最新のリリースから ComfyUI_windows_portable_nvidia.7z(約 1.7GB)をダウンロードしてください。

GitHub からのダウンロード画面

2
7z ファイルを展開

ダウンロードした 7z ファイルを任意のフォルダに展開します。

7z ファイルの展開

Windows 標準では 7z 形式を展開できません。
7-Zip などの展開ソフトをインストールしてください。

展開先の例:

  • D:\ComfyUI_windows_portable
  • C:\Users\ユーザー名\ComfyUI_windows_portable

展開先のポイント

  • パスに日本語や空白を含まないフォルダを推奨
  • SSD に展開すると起動・生成が速くなります

展開後のフォルダ構造

展開後のフォルダ構造:

ComfyUI_windows_portable/
├── ComfyUI/           # 本体
├── python_embeded/    # 内蔵 Python 環境
├── run_nvidia_gpu.bat # 起動スクリプト
└── update/            # 更新用スクリプト

3
run_nvidia_gpu.bat を実行

run_nvidia_gpu.bat をダブルクリックして起動します。

初回起動時は時間がかかります(数分程度)。
必要なファイルが自動でダウンロードされます。

以下のメッセージが表示されたら準備完了です:

To see the GUI go to: http://127.0.0.1:8188

初回起動時のコンソール画面

4
ブラウザでアクセス

ブラウザで以下の URL にアクセスします:

http://127.0.0.1:8188

ComfyUI の画面が表示されれば、インストール完了です。

ComfyUI のトップ画面


モチベル
思ったより簡単だった!
クーラット
ポータブル版なら本当にこれだけ。Python や Git のインストールは全部スキップできるんだ
コンソールを閉じない

起動中はコンソール(黒い画面)を閉じないでください。閉じると ComfyUI も終了します。使用中は最小化しておきましょう。

手動インストール版(ポータブル版でエラーが出る場合)

環境によってはポータブル版が正常に動作しないことがあります。
その場合は、Python と Git を個別にインストールする方法を試してください。

前提条件のインストール


1
Python 3.10〜3.12 をインストール

以下のページから Python をダウンロードしてインストールします。

ダウンロード先: Python Downloads

推奨バージョン: Python 3.10.x〜3.12.x(※2026年1月時点)

重要:インストール時の設定

インストール時に 「Add Python to PATH」にチェックを入れてください
これを忘れると、コマンドプロンプトから Python を実行できません。

Python インストール画面

2
Git をインストール

以下のページから Git for Windows をダウンロードしてインストールします。

ダウンロード先: Git for Windows

インストールはデフォルト設定のまま「Next」を押し続ければ OK です。

Git インストール画面


ComfyUI のインストール


1
コマンドプロンプトを開く

Windows キー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、cmd と入力して Enter。

2
インストール先に移動

ComfyUI をインストールしたいフォルダに移動します。

cd /d D:\

D:\ の部分は任意のドライブ・フォルダに変更可能

3
リポジトリをクローン

以下のコマンドを実行して、ComfyUI をダウンロードします。

git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git

完了すると ComfyUI フォルダが作成されます。

4
ComfyUI フォルダに移動

cd ComfyUI

5
必要なパッケージをインストール

pip install -r requirements.txt

6
PyTorch をインストール(NVIDIA GPU 用)

pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu130

※2026年3月時点のコマンドです。最新の対応CUDAバージョンはPyTorch公式サイトで確認してください。

(参考:上記コマンドはCUDA 13.0用です)

ヒント

カスタムノードとの相性問題が発生した場合は、ひとつ前のバージョン(cu128)を試してみてください:
pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu128 --force-reinstall

7
ComfyUI を起動

python main.py

To see the GUI go to: http://127.0.0.1:8188 と表示されたら、ブラウザでアクセスしてください。


モチベル
ポータブル版より手順が多いね
クーラット
その分トラブルが少ないよ。Python と Git を自分で管理できるから、エラーの原因も特定しやすいんだ

モデルファイルの配置

ComfyUI で画像を生成するには、Stable Diffusion のモデルファイル(チェックポイント)が必要です。

モデルの配置場所

モデルファイルは以下の場所に配置します:

ComfyUI_windows_portable/
└── ComfyUI/
    └── models/
        └── checkpoints/  ← ここにモデルを配置

モデルの入手先

モデルは以下のサイトからダウンロードできます:

  • Civitai – 最も多くのモデルが公開されています
  • Hugging Face – 公式モデルや研究用モデル

おすすめモデル(初心者向け)

モデル名 特徴 形式
SD 1.5 系 軽量で扱いやすい .safetensors
SDXL 1.0 高品質・高解像度 .safetensors
Pony Diffusion アニメ・イラスト向け .safetensors
ヒント

初めての方へ: まずは SD 1.5 系の軽量なモデルから始めるのがおすすめです。VRAM 使用量が少なく、生成速度も速いです。

最初の画像生成

モデルを配置したら、実際に画像を生成してみましょう。

デフォルトワークフローで生成

ComfyUI を起動すると、デフォルトでサンプルワークフローが読み込まれています。


1
モデルを選択

左上の Load Checkpoint ノードでモデルを選択します。
ドロップダウンから配置したモデルを選択してください。

モデル選択画面

2
プロンプトを入力

CLIP Text Encode (Prompt) ノードでプロンプトを入力します。

  • ポジティブプロンプト: 生成したい画像の説明
  • ネガティブプロンプト: 避けたい要素

### プロンプトの例

a cat sitting on a wooden chair, soft lighting, high quality

### ネガティブプロンプトの例

low quality, blurry, deformed

3
実行する をクリック

画面右側の 実行する ボタンをクリックして生成を開始します。

実行する ボタン

4
画像を確認

生成が完了すると、Save Image ノード(画像を保存)に画像が表示されます。

初めての画像生成結果


モチベル
プロンプトって英語じゃないとダメ?
クーラット
基本は英語だね。モデルが英語で学習されているから、英語のほうが精度が高いよ
情報

生成にかかる時間: 初回生成は数十秒〜数分かかることがあります。2 回目以降はモデルがメモリにロードされているため速くなります。

日本語化の設定

最新バージョンの ComfyUI は、デフォルトで日本語が設定されています。 特別な設定は必要ありません。

情報

ポータブル版・手動インストール版どちらも、初回起動時から日本語 UI で使用できます。

言語を変更したい場合

英語や他の言語に切り替えたい場合は、以下の手順で変更できます。


1
設定を開く

画面左下の ⚙(歯車アイコン) をクリックします。

2
Comfy セクションを選択

左側のメニューから Comfy を選択します。

3
言語を変更

ロケール セクションの 言語 ドロップダウンから希望の言語を選択します。


モチベル
最初から日本語なんだ!設定いらないね!
クーラット
最新バージョンで日本語がデフォルトになったんだ。翻訳パックのインストールも不要だよ

トラブルシューティング

よくあるエラーと対処法をまとめました。

CUDA out of memory エラー

原因: VRAM 不足

対処法:

  1. 他の GPU を使用するアプリケーションを終了
  2. 生成解像度を下げる(512×512 など)
  3. --lowvram オプションを追加して起動

lowvram オプションの追加方法(ポータブル版):

  1. run_nvidia_gpu.bat を右クリック → メモ帳で開く
  2. 起動コマンドの末尾に --lowvram を追加
.\python_embeded\python.exe -s ComfyUI\main.py --windows-standalone-build --lowvram

黒い画像が生成される

原因: VAE 関連の問題の可能性

対処法:

  1. 別の VAE を試す
  2. --disable-xformers オプションを追加

モデルが認識されない

対処法:

  • ファイルが models/checkpoints/ に正しく配置されているか確認
  • ComfyUI を再起動
  • ファイル名に特殊文字が含まれていないか確認

ブラウザに接続できない

対処法:

  • http://127.0.0.1:8188 を確認(https ではなく http
  • ファイアウォールでポート 8188 がブロックされていないか確認
  • 別のブラウザを試す

No module named pip / 別の Python が使われる

原因: 他の Python(msys64、Anaconda など)が PATH で優先されている

対処法: 起動スクリプトに Python のパスを明示指定

手動インストール版の場合:

set PYTHON=C:\Users\ユーザー名\Python310\python.exe
python main.py

よくある質問


QComfyUI と Stable Diffusion WebUI どちらを使うべき?
A

初心者の方には Stable Diffusion WebUI がおすすめです。フォーム入力で直感的に操作できます。

細かい制御をしたい方ワークフローを共有・再利用したい方には ComfyUI がおすすめです。慣れれば非常に柔軟な画像生成が可能になります。

QGPU なしでも使える?
A

CPU でも動作しますが、非常に遅いです(1 枚の生成に数分〜数十分)。実用的に使うには NVIDIA GPU を強く推奨します。

GPUが弱くても大丈夫

NVIDIA GPUのスペックが足りない場合や環境構築に不安がある場合は、ブラウザだけで使えるクラウド環境という選択肢もあります。月額1,100円からComfyUIが使えるConoHa AI Canvasのレビュー記事も参考にしてみてください。

Qポータブル版と手動インストールどちらがいい?
A

ポータブル版がおすすめです。環境構築の手間がなく、トラブルも少ないです。手動インストールは、Python 環境をすでに使いこなしている方や、最新機能をすぐに試したい方向けです。

Qモデルファイルはどこで入手できる?
A

Civitai(https://civitai.com/)が最も多くのモデルが公開されています。利用規約を確認の上、ダウンロードしてください。

Qワークフローを保存・共有するには?
A

ComfyUI では、画像にワークフローが埋め込まれます。生成した画像を ComfyUI にドラッグ&ドロップするだけで、同じワークフローを再現できます。また、メニューから Save で JSON ファイルとしても保存可能です。


まとめ

ComfyUI は、ポータブル版を使えば Python・Git 不要で簡単にインストールできます

この記事で解説した内容

  1. ダウンロード: GitHub から ComfyUI_windows_portable_nvidia.7z を取得
  2. 展開: 任意のフォルダに 7z を展開
  3. 起動: run_nvidia_gpu.bat で起動 → ブラウザでアクセス
  4. モデル配置: models/checkpoints/ にモデルを配置
  5. 画像生成: デフォルトワークフローで初めての生成

次のステップ

インストールが完了したら、以下を試してみましょう:

  • ワークフローの学習: デフォルトワークフローを理解する
  • モデルの追加: Civitai などからお気に入りのモデルをダウンロード
  • プロンプトの研究: より良い画像を生成するためのプロンプトを学ぶ
クーラット
まずはデフォルトワークフローで色々試してみて。慣れてきたら自分でワークフローを組んでみよう!

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