【2026年版】ComfyUIインストール方法|AI画像生成ローカル環境構築ガイド

生成AI

⚠️ 注意: AI画像生成時は著作権・肖像権にご注意ください。商用利用前には各サービスの利用規約をご確認ください。当ブログは生成された画像に関する責任を負いかねます。

要約

ComfyUIのインストールは、ポータブル版なら7zを展開するだけで完了します。

Python・Gitのインストールは不要です。この記事では、Windows環境へのComfyUIインストール方法を、画像生成まで一通り解説します。

はじめに

ComfyUIは、AI画像・動画・音楽生成に使えるノードベースのワークフローツールです。

モチベル
インストールって難しそう……
クーラット
ポータブル版を使えばPythonもGitも不要だよ。7zを展開して起動するだけ!

ComfyUIにはポータブル版手動インストール版の2種類があります。

ポータブル版 手動インストール版
難易度 低い(推奨) 中程度
Python / Git 不要 必要
向いている人 ほとんどの初心者 Python環境を管理したい人

迷ったらポータブル版を選んでください。この記事では主にポータブル版の手順を解説します。

ツール選びについて
「ComfyUIとStable Diffusion WebUI、どちらを使うべきか?」はローカルAI生成の始め方ガイドで詳しく解説しています。

必要なPCスペック

インストール前に、PCのスペックを確認してください。

項目 最低要件 推奨環境
OS Windows 10 64bit Windows 10 / 11 64bit
GPU NVIDIA GPU(VRAM 4GB以上) NVIDIA GPU(VRAM 8GB以上)
メモリ 8GB以上 16GB以上
ストレージ 20GB以上の空き SSD 50GB以上の空き
注意

NVIDIA以外のGPU(AMD / Intel)でも動作しますが、設定が複雑になります。この記事ではNVIDIA GPUを前提に解説します。

GPUの確認方法

  1. Windowsキー + R →「dxdiag」と入力してEnter
  2. 「ディスプレイ」タブでGPU名を確認

「NVIDIA GeForce RTX xxxx」や「NVIDIA GeForce GTX xxxx」と表示されていればOKです。

スペックが足りない場合
手元のPCのGPUが弱い場合は、RunPodのようなクラウドGPUを使う方法もあります。

インストール手順(ポータブル版)

最もシンプルなインストール方法を解説します。


1
7zファイルをダウンロード

GitHubのリリースページからComfyUI_windows_portable_nvidia.7zをダウンロードします。

ダウンロード先: ComfyUI Releases

最新のリリースからComfyUI_windows_portable_nvidia.7z(約1.7GB)をダウンロードしてください。

GitHub からのダウンロード画面

2
7zファイルを展開

ダウンロードした7zファイルを任意のフォルダに展開します。

7zファイルの展開

Windows標準では7z形式を展開できません。
7-Zipなどの展開ソフトをインストールしてください。

展開先の例:

  • D:\ComfyUI_windows_portable
  • C:\Users\ユーザー名\ComfyUI_windows_portable

展開先のポイント

  • パスに日本語や空白を含まないフォルダを推奨
  • SSDに展開すると起動・生成が速くなります

展開後のフォルダ構造

展開後のフォルダ構造:

ComfyUI_windows_portable/
├── ComfyUI/           # 本体
├── python_embeded/    # 内蔵Python環境
├── run_nvidia_gpu.bat # 起動スクリプト
└── update/            # 更新用スクリプト

3
run_nvidia_gpu.batを実行

run_nvidia_gpu.batをダブルクリックして起動します。

初回起動時は時間がかかります(数分程度)。必要なファイルが自動でダウンロードされます。

以下のメッセージが表示されたら準備完了です:

To see the GUI go to: http://127.0.0.1:8188

初回起動時のコンソール画面

4
ブラウザでアクセス

ブラウザで以下のURLにアクセスします:

http://127.0.0.1:8188

ComfyUIの画面が表示されれば、インストール完了です。

ComfyUI のトップ画面


モチベル
思ったより簡単だった!
クーラット
ポータブル版なら本当にこれだけ。PythonもGitのインストールも全部スキップできるんだ
コンソールを閉じない

起動中はコンソール(黒い画面)を閉じないでください。閉じるとComfyUIも終了します。使用中は最小化しておきましょう。

モデルファイルの配置

ComfyUIで画像を生成するには、Stable Diffusionのモデルファイル(チェックポイント)が必要です。

モデルの配置場所

モデルファイルは以下の場所に配置します:

ComfyUI_windows_portable/
└── ComfyUI/
    └── models/
        └── checkpoints/  ← ここにモデルを配置

モデルの入手先

モデルは以下のサイトからダウンロードできます:

  • Civitai – 最も多くのモデルが公開されています
  • Hugging Face – 公式モデルや研究用モデル

おすすめモデル(初心者向け)

モデル名 特徴 形式
SD 1.5系 軽量で扱いやすい .safetensors
SDXL 1.0 高品質・高解像度 .safetensors
Pony Diffusion アニメ・イラスト向け .safetensors
ヒント

初めての方へ: まずはSD 1.5系の軽量なモデルから始めるのがおすすめです。VRAM使用量が少なく、生成速度も速いです。

モデルの詳しい選び方は、AI画像生成モデル選び完全ガイドも参考にしてください。

最初の画像生成

モデルを配置したら、実際に画像を生成してみましょう。


1
モデルを選択

左上のLoad Checkpointノードでモデルを選択します。ドロップダウンから配置したモデルを選択してください。

モデル選択画面

2
プロンプトを入力

CLIP Text Encode (Prompt)ノードでプロンプトを入力します。

  • ポジティブプロンプト: 生成したい画像の説明
  • ネガティブプロンプト: 避けたい要素

プロンプトの例:

a cat sitting on a wooden chair, soft lighting, high quality

ネガティブプロンプトの例:

low quality, blurry, deformed

3
実行するをクリック

画面右側の実行するボタンをクリックして生成を開始します。

実行する ボタン

4
画像を確認

生成が完了すると、Save Imageノード(画像を保存)に画像が表示されます。

初めての画像生成結果


モチベル
プロンプトって英語じゃないとダメ?
クーラット
基本は英語だね。モデルが英語で学習されているから、英語のほうが精度が高いよ
情報

生成にかかる時間: 初回生成は数十秒〜数分かかることがあります。2回目以降はモデルがメモリにロードされているため速くなります。

日本語化の設定

最新バージョンのComfyUIは、デフォルトで日本語が設定されています。 特別な設定は必要ありません。

情報

ポータブル版・手動インストール版どちらも、初回起動時から日本語UIで使用できます。

言語を変更したい場合

英語や他の言語に切り替えたい場合は、以下の手順で変更できます。


1
設定を開く

画面左下の⚙(歯車アイコン)をクリックします。

2
Comfyセクションを選択

左側のメニューからComfyを選択します。

3
言語を変更

ロケールセクションの言語ドロップダウンから希望の言語を選択します。


手動インストール版(ポータブル版でエラーが出る場合)

環境によってはポータブル版が正常に動作しないことがあります。その場合は、PythonとGitを個別にインストールする方法を試してください。

前提条件のインストール


1
Python 3.10〜3.12をインストール

以下のページからPythonをダウンロードしてインストールします。

ダウンロード先: Python Downloads

推奨バージョン: Python 3.10.x〜3.12.x(※2026年1月時点)

重要:インストール時の設定

インストール時に「Add Python to PATH」にチェックを入れてください。これを忘れると、コマンドプロンプトからPythonを実行できません。

Python インストール画面

2
Gitをインストール

以下のページからGit for Windowsをダウンロードしてインストールします。

ダウンロード先: Git for Windows

インストールはデフォルト設定のまま「Next」を押し続ければOKです。

Git インストール画面


ComfyUIのインストール


1
コマンドプロンプトを開く

Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、cmdと入力してEnter。

2
インストール先に移動

ComfyUIをインストールしたいフォルダに移動します。

cd /d D:\

D:\の部分は任意のドライブ・フォルダに変更可能

3
リポジトリをクローン

以下のコマンドを実行して、ComfyUIをダウンロードします。

git clone https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI.git

完了するとComfyUIフォルダが作成されます。

4
ComfyUIフォルダに移動

cd ComfyUI

5
必要なパッケージをインストール

pip install -r requirements.txt

6
PyTorchをインストール(NVIDIA GPU用)

pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu130

※2026年3月時点のコマンドです。最新の対応CUDAバージョンはPyTorch公式サイトで確認してください。

ヒント

カスタムノードとの相性問題が発生した場合は、ひとつ前のバージョン(cu128)を試してみてください:
pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu128 --force-reinstall

7
ComfyUIを起動

python main.py

To see the GUI go to: http://127.0.0.1:8188と表示されたら、ブラウザでアクセスしてください。


モチベル
ポータブル版より手順が多いね
クーラット
その分トラブルが少ないよ。PythonとGitを自分で管理できるから、エラーの原因も特定しやすいんだ

トラブルシューティング

よくあるエラーと対処法をまとめました。

CUDA out of memory エラー

原因: VRAM不足

対処法:

  1. 他のGPUを使用するアプリケーションを終了
  2. 生成解像度を下げる(512×512など)
  3. --lowvramオプションを追加して起動

lowvramオプションの追加方法(ポータブル版):

  1. run_nvidia_gpu.batを右クリック → メモ帳で開く
  2. 起動コマンドの末尾に--lowvramを追加
.\python_embeded\python.exe -s ComfyUI\main.py --windows-standalone-build --lowvram

黒い画像が生成される

原因: VAE関連の問題の可能性

対処法:

  1. 別のVAEを試す
  2. --disable-xformersオプションを追加

モデルが認識されない

対処法:

  • ファイルがmodels/checkpoints/に正しく配置されているか確認
  • ComfyUIを再起動
  • ファイル名に特殊文字が含まれていないか確認

ブラウザに接続できない

対処法:

  • http://127.0.0.1:8188を確認(httpsではなくhttp
  • ファイアウォールでポート8188がブロックされていないか確認
  • 別のブラウザを試す

No module named pip / 別のPythonが使われる

原因: 他のPython(msys64、Anacondaなど)がPATHで優先されている

対処法: 起動スクリプトにPythonのパスを明示指定

手動インストール版の場合:

set PYTHON=C:\Users\ユーザー名\Python310\python.exe
python main.py

よくある質問


QComfyUIとStable Diffusion WebUI、どちらを使うべき?
A

画像だけ気軽に試したいならStable Diffusion WebUIが手軽です。動画・音楽も含めて本格的にやりたいならComfyUIを選んでください。動画・音楽の生成は実質的にComfyUI一択です。詳しくはローカルAI生成の始め方ガイドを参考にしてください。

QGPUなしでも使える?
A

CPUでも動作しますが、非常に遅いです(1枚の生成に数分〜数十分)。実用的に使うにはNVIDIA GPUを強く推奨します。

GPUが弱くても大丈夫

NVIDIA GPUのスペックが足りない場合や環境構築に不安がある場合は、ブラウザだけで使えるクラウド環境という選択肢もあります。月額1,100円からComfyUIが使えるConoHa AI Canvasのレビュー記事も参考にしてみてください。

Qポータブル版と手動インストールどちらがいい?
A

ポータブル版がおすすめです。環境構築の手間がなく、トラブルも少ないです。手動インストールは、Python環境をすでに使いこなしている方や、最新機能をすぐに試したい方向けです。

Qモデルファイルはどこで入手できる?
A

Civitai(https://civitai.com/)が最も多くのモデルが公開されています。利用規約を確認の上、ダウンロードしてください。

Qワークフローを保存・共有するには?
A

ComfyUIでは、画像にワークフローが埋め込まれます。生成した画像をComfyUIにドラッグ&ドロップするだけで、同じワークフローを再現できます。また、メニューからSaveでJSONファイルとしても保存可能です。

まとめ

ComfyUIは、ポータブル版を使えばPython・Git不要で簡単にインストールできます

  • ダウンロード: GitHubからComfyUI_windows_portable_nvidia.7zを取得
  • 展開: 任意のフォルダに7zを展開
  • 起動: run_nvidia_gpu.batで起動 → ブラウザでアクセス
  • モデル配置: models/checkpoints/にモデルを配置
モチベル
インストールできた!次は何から始めればいい?
クーラット
画像生成で基本を押さえてから、動画・音楽にも挑戦できるよ。ロードマップを見ながら進めると効率的!

インストールが完了したら、ローカルAI生成の始め方ガイドでロードマップを確認しながら進めてみてください。画像生成の基本から動画・音楽生成まで、学ぶ順番をまとめています。

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