ConoHa AI Canvas を使ってみた|Automatic1111 はどこまで快適?正直レビュー

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要約

ConoHa AI Canvas は、Stable Diffusion を「今すぐ・壊さず」使いたい人向けの GPU 環境でした。

Automatic1111 の生成速度を RTX3070(VRAM 8GB)と比較したところ、1枚あたり約4分 → 10〜20秒と大幅に高速化。バッチ50枚も約10分で完走し、VRAM不足で落ちることもありませんでした。

月額 1,100 円から始められて、Entry プランでも月 10 時間使えます。今回は実際に使ってみた流れと、正直な使用感をまとめます。

今回レビューした ConoHa AI Canvas はこちら



環境構築なしで Stable Diffusion を触ってみたい人向け


はじめに

最近、ローカル環境(RTX3070・VRAM8GB)で画像生成をしていると、
「遅い」「落ちる」「設定で沼る」みたいな場面が増えてきました。

そこで今回は、ConoHa AI Canvas を使って、
Stable Diffusion 環境をブラウザで試してみることにしました。

実際に使ってみた感想を正直にまとめていきます。

ConoHa AI Canvas のダッシュボード画面
ConoHa AI Canvas のダッシュボード画面

ConoHa AI Canvas とは?

ConoHa AI Canvas は、
Stable Diffusion などの AI 画像生成環境を、ブラウザだけで使えるサービスです。

GMO インターネットグループが提供する国内クラウドサービスで、
Automatic1111(Stable Diffusion WebUI)ComfyUI といった人気ツールがあらかじめ用意されています。

ConoHa AI Canvas の特徴

特徴 内容
環境構築 不要(ブラウザだけで OK)
対応ツール Automatic1111、ComfyUI
料金体系 月額固定 + 時間課金
生成枚数 無制限
ストレージ 30GB〜500GB(プランによる)

こんな人におすすめ

  • 環境構築が面倒 → インストール作業ゼロで即使える
  • VRAM が足りない → クラウドの GPU を使うので PC スペック不問
  • ローカル環境が不安定 → バッチ生成中に落ちる心配なし
  • お試しで使いたい → 月額 1,100 円から始められる
モチベル
VRAM 8GB だとすぐ落ちちゃうんだよね…
クーラット
そうなんだよね。高解像度やバッチ生成で厳しくなることが多い。ConoHa AI Canvas ならその心配がないのがいいところ

料金プランの詳細

ConoHa AI Canvas の料金は 「月額基本料金 + 超過分の時間料金」 で構成されています。

3 つの料金プラン比較

プラン 月額料金(税込) 無料利用時間 ストレージ おすすめ用途
Entry 1,100 円 10 時間/月 30GB お試し・軽い使用
Standard 4,378 円 50 時間/月 100GB 週末メインで使う人
Advance 9,878 円 100 時間/月 500GB 毎日がっつり使う人

無料利用時間を超えたら?

無料時間を超過した場合は、1 分あたり 6.6 円(税込) の従量課金が発生します。

超過料金の目安:

  • 1 時間超過 → 約 396 円
  • 5 時間超過 → 約 1,980 円
  • 10 時間超過 → 約 3,960 円
ConoHa AI Canvas の料金体系(日割り・解約時の説明図)
月の途中で契約・解約しても基本料金は満額発生(日割りなし)
モチベル
超過料金、結構かかるね…
クーラット
だから自動シャットダウン設定が大事!使い終わったら切るクセをつけておこう

結局どのプランがいい?

初めての人は Entry プランで十分です。

月 10 時間あれば、1 日 20 分程度の利用が可能。
週末だけ 2〜3 時間ずつ使う、みたいな使い方なら余裕で収まります。

本格的に使うようになったら Standard プランへの切り替えを検討しましょう。
プランは月ごとに変更できます。

プランはいつでも変更・解約OK。まずは Entry から




登録〜初期セットアップの流れ

今回はぼくが ConoHa ユーザーだった ので、
初回登録画面はスキップされてそのままスタートしました。

登録の流れ(新規の場合)


1
ConoHa アカウント作成

メールアドレスとパスワードを登録します。

ConoHa アカウント登録画面


2
電話認証

SMS または電話で本人確認を行います。

電話・SMS 認証画面


3
支払い方法の登録

クレジットカード、ConoHa チャージなどから選択します。

支払い方法選択画面


4
AI Canvas の利用開始

プランを選択すれば、すぐに利用開始できます。

プラン選択画面


初めて使う人は、公式が用意している登録画面のスクショを見ながら進めれば OK だと思います。

モチベル
最初の登録って難しくない?
クーラット
公式の流れ通りで大丈夫。5〜10 分もあれば終わるよ
ConoHa AI Canvas ご利用の流れ(お申し込み→WebUI起動→画像生成→ダウンロード)
お申し込みから画像生成までの4ステップ

Entry プランを選んだ理由

今回は完全にお試し目的だったので、
Entry プラン(月額 1,100 円) を選びました。

正直、最初はこれで十分です。

Entry プランで確認したこと

  • GPU 環境がちゃんと動くか → OK
  • Automatic1111 が使えるか → OK
  • 生成が途中で落ちないか → OK
  • 10 時間で足りるか → 週末利用なら十分

30GB のストレージも、チェックポイント 1〜2 個と生成画像を保存するには十分な容量でした。

ConoHa AI Canvas のコントロールパネル(ストレージ使用量・自動終了時間設定・WebUI起動ボタン)
コントロールパネルでストレージや自動終了時間を確認できる
ConoHa AI Canvas 環境構築完了画面
Entry プランで環境構築完了

まずは Entry プランでお試し。月10時間・月額1,100円から




Automatic1111 を実際に使ってみた

環境が立ち上がると、
使用する UI を選択できる画面が出てきます。

今回は Automatic1111(Stable Diffusion WebUI) を選択しました。

起動すると、
おなじみの Stable Diffusion WebUI が表示されます。

モチベル
この画面、見覚えある!
クーラット
最初に触ったのがこれって人、多いよね。ローカル版と同じ操作感だよ
Automatic1111 の起動画面
Automatic1111(Stable Diffusion WebUI)の起動画面

基本的な生成操作

操作感はローカルとほぼ同じです。

  • Text to Image:プロンプトから画像生成
  • ポジティブ/ネガティブプロンプト:通常通り使用可能
  • チェックポイント選択:プリセットされたモデルが複数あり
  • 各種設定:サンプラー、ステップ数、CFG スケールなど

日本語 UI にも対応しているので、英語が苦手な人でも分かりやすいです。

生成速度はどう?

今回の比較対象は RTX3070(2020年発売・VRAM 8GB) です。
現行のミドル〜ハイエンド GPU と比べると性能差があるので、その点を踏まえて参考にしてください。

項目 ConoHa AI Canvas ローカル(RTX3070)
1 枚生成 10〜20 秒 約 4 分 約12倍速
バッチ 50 枚 約 10 分 約 2 時間(予測) 約12倍速
VRAM 不足エラー なし 頻発

正直、速度差よりも「落ちない」のが一番大きかったです。

VRAM 8GB のローカル環境だと、高解像度やバッチ生成のたびに「CUDA out of memory」が出て中断。気づいたら止まってた、ということが何度もありました。ConoHa AI Canvas ではそのストレスが完全にゼロです。


バッチ生成してみた結果

バッチ数を増やして生成してみました。

テスト内容 結果
バッチサイズ 4 完走
バッチカウント 10 完走
連続 50 枚生成 完走
  • バッチを上げても完走
  • 途中で止まらない
  • 放置しても安心感がある

ローカル環境だと
「気づいたら止まってた」「エラーで中断してた」
ということがよくあるので、安定性は高評価です。

ファイルマネージャーに保存されたバッチ生成画像の一覧
生成した画像はファイルマネージャーで確認・ダウンロード可能

使用時間の管理と注意点

ConoHa AI Canvas は 使用時間課金制 です。
ここは特に注意が必要なポイントなので、詳しく解説します。

課金タイミング

  • 起動中は時間がカウントされる(生成していなくても)
  • シャットダウンすればカウント停止
  • 月をまたぐと無料枠がリセット
注意

「ちょっと席を外す」だけでも時間は消費されます。使い終わったら必ずシャットダウンしましょう。

自動シャットダウン機能を活用しよう

ConoHa AI Canvas には自動シャットダウン機能があります。

設定した時間だけ操作がないと、自動的に環境が終了する仕組みです。

おすすめ設定

– 短め(15〜30 分)に設定 → 無駄な課金を防止
– 長時間のバッチ生成時は長めに調整

モチベル
シャットダウン忘れそうで怖いな…
クーラット
自動シャットダウンを設定しておけば安心だよ!生成が途中で切れないように、少し余裕を持たせるのがコツ
ConoHa AI Canvas コントロールパネルの自動終了時間設定(15分〜180分)
自動終了時間は15分・30分・60分・120分・180分から選択

生成データの管理まわり

生成した画像やアップロードしたモデルは、専用のファイルマネージャーで管理できます。

ファイルマネージャーでできること

  • 生成画像の確認・ダウンロード
  • チェックポイント(モデル)のアップロード
  • LoRA ファイルのアップロード
  • 不要ファイルの削除

ストレージ容量はプランによって異なります。

ストレージ容量とアップロード目安

プラン ストレージ チェックポイント目安 用途の目安
Entry 30GB 1〜2 個 お試し・特定モデルのみ
Standard 100GB 5〜6 個 複数モデルを使い分け
Advance 500GB 多数保存可能 本格運用・大量モデル管理

※ チェックポイントは 1 つあたり約 2〜7GB(SDXL 系は大きめ)
※ LoRA は数十 MB〜数百 MB 程度
※ 生成画像もストレージを消費するので、定期的な整理がおすすめ

自分のお気に入りのチェックポイントや LoRA を使いたい場合は、
ファイルマネージャーからアップロードすれば使用可能です。

モチベル
Entry プランだとチェックポイント 1〜2 個しか置けないの?
クーラット
そうなんだよね。複数モデルを使い分けたいなら Standard 以上がおすすめ。まずは Entry で試して、足りなくなったらアップグレードする流れがいいよ
ファイルマネージャー画面
ファイルマネージャーでモデルや生成画像を管理

正直な感想(メリット・デメリット)

実際に使ってみて感じた、良かった点と気になった点をまとめます。

良かったところ

メリット 詳細
環境構築ゼロ Python や CUDA のインストール不要。ブラウザだけで即使える
落ちない安定感 VRAM 不足のエラーがない。バッチ生成も安心
お試ししやすい 月額 1,100 円から。いつでもプラン変更・解約可能
国内サービス 日本語サポート。支払いも円建てで分かりやすい

気になったところ

デメリット 詳細
生成速度 最適化されたローカル環境や高性能 GPU には負けるかも
時間管理 使用時間を意識する必要あり。シャットダウン忘れ注意
ストレージ制限 Entry プランは 30GB。大量のモデルは置けない
ネット環境必須 オフラインでは使えない

向いている人・向いていない人

向いている人:

  • 環境構築に時間をかけたくない
  • PC のスペックが低い(VRAM 不足)
  • ローカル環境が不安定で困っている
  • まずは Stable Diffusion を試してみたい

向いていない人:

  • すでに高性能な GPU(RTX4090 など)を持っている
  • 毎日何時間も使う(コストが高くなる)
  • 完全オフライン環境で使いたい
モチベル
結局どんな人向け?
クーラット
環境構築に時間かけたくない人、VRAM 不足で困ってる人向けだね。サブ環境としても優秀!

ComfyUI での速度検証について

今回は Automatic1111 の確認まで にしましたが、ComfyUI での速度検証は別記事で詳しくまとめています

ControlNet×3 + LoRA×2 という負荷の高い構成で、ローカル比約3.3倍の速度差が出ました。ComfyUI メインの方はぜひこちらも確認してみてください。

ConoHa AI Canvas × ComfyUI 速度検証|ControlNet・LoRA使用時にローカルの3倍速だった
ConoHa AI CanvasとローカルGPU(RTX3070)でComfyUIの速度を実測比較。ControlNet×3+LoRA×2構成で約3.3倍の速度差。負荷が高いワークフローほどクラウドの恩恵が大きいことを検証データで解説します。

よくある質問


QConoHa AI Canvas は無料で使えますか?
A

無料プランはありません。最安の Entry プランで月額 1,100 円(税込)です。ただし、月 10 時間の無料利用時間が含まれているので、ライトな使い方であれば追加料金なしで利用できます。

Qローカル環境より速いですか?
A

未最適化のローカル環境(RTX3070)と比較して圧倒的に速いです。1 枚生成で約 10〜20 秒、バッチ 50 枚でも約 10 分で完了しました。ローカルだと 1 枚 4 分以上かかっていたので、体感では 10 倍以上の差があります。さらに VRAM 不足で落ちることもなく、安定して完走します。

Q自分のチェックポイントや LoRA は使えますか?
A

はい、ファイルマネージャーからアップロード可能です。Entry(30GB)で 1〜2 個、Standard(100GB)で 5〜6 個程度のチェックポイントが保存できます。

QComfyUI も使えますか?
A

はい、Automatic1111 の他に ComfyUI も選択できます。国内クラウド事業者として初めて ComfyUI を提供しているサービスです。

Q使わないときも料金がかかりますか?
A

シャットダウンしていれば時間課金はかかりません。ただし、月額基本料金(Entry: 1,100 円〜)は発生します。使い終わったら必ずシャットダウンしましょう。自動シャットダウン機能もあります。

Q無料時間を超えたらどうなりますか?
A

無料時間を超過すると、1 分あたり 6.6 円(税込)の従量課金が発生します。1 時間超過で約 396 円です。残り時間はダッシュボードで確認できます。

Q解約はいつでもできますか?
A

はい、いつでも解約可能です。日割り計算はされず、解約した月の月末まで利用できます。


まとめ

ConoHa AI Canvas は、Stable Diffusion を「今すぐ・壊さず・悩まず」使いたい人にちょうどいいサービスでした。

ConoHa AI Canvas の評価まとめ

項目 評価 コメント
導入のしやすさ ★★★★★ ブラウザだけ。環境構築ゼロ
安定性 ★★★★★ バッチ50枚でも落ちない
生成速度 ★★★★☆ RTX3070比で約12倍速
コストパフォーマンス ★★★★☆ 月1,100円〜。GPU購入不要
総合評価 ★★★★☆ VRAM不足に悩む人の強い味方

ローカル環境がある人でも、検証用・サブ環境として使うのはアリだと思います。

「とりあえず触ってみたい」なら、Entry プラン(月額 1,100 円・10 時間/月) から始めるのがおすすめです。

環境構築なし・月額1,100円から。まずは Entry プランでお試し




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クーラット
最後まで読んでくれてありがとうございます!良かったらほかの記事も読んでいってください!

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