ConoHa AI Canvas を使ってみた|Automatic1111 はどこまで快適?正直レビュー

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要約

ConoHa AI Canvas は、Stable Diffusion を「今すぐ・壊さず」使いたい人向けの GPU 環境でした。

Automatic1111 の生成速度は想像以上に速く、ローカル環境(RTX3070・未最適化)と比較して圧倒的な差がありました。
月額 1,100 円から始められて、Entry プランでも月 10 時間使えるので、初めてのクラウド GPU 環境としておすすめです。

今回は実際に使ってみた流れと、正直な使用感をまとめます。

今回レビューした ConoHa AI Canvas はこちら



環境構築なしで Stable Diffusion を触ってみたい人向け


はじめに

最近、ローカル環境(RTX3070・VRAM8GB)で画像生成をしていると、
「遅い」「落ちる」「設定で沼る」みたいな場面が増えてきました。

そこで今回は、ConoHa AI Canvas を使って、
Stable Diffusion 環境をブラウザで試してみることにしました。

実際に使ってみた感想を正直にまとめていきます。

ConoHa AI Canvas のダッシュボード画面

ConoHa AI Canvas とは?

ConoHa AI Canvas は、
Stable Diffusion などの AI 画像生成環境を、ブラウザだけで使えるサービスです。

GMO インターネットグループが提供する国内クラウドサービスで、
Automatic1111(Stable Diffusion WebUI)ComfyUI といった人気ツールがあらかじめ用意されています。

ConoHa AI Canvas の特徴

特徴内容
環境構築不要(ブラウザだけで OK)
対応ツールAutomatic1111、ComfyUI
料金体系月額固定 + 時間課金
生成枚数無制限
ストレージ30GB〜500GB(プランによる)

こんな人におすすめ

  • 環境構築が面倒 → インストール作業ゼロで即使える
  • VRAM が足りない → クラウドの GPU を使うので PC スペック不問
  • ローカル環境が不安定 → バッチ生成中に落ちる心配なし
  • お試しで使いたい → 月額 1,100 円から始められる
モチベル
VRAM 8GB だとすぐ落ちちゃうんだよね…
クーラット
そうなんだよね。高解像度やバッチ生成で厳しくなることが多い。ConoHa AI Canvas ならその心配がないのがいいところ
ConoHa AI Canvas サービス概要

料金プランの詳細

ConoHa AI Canvas の料金は 「月額基本料金 + 超過分の時間料金」 で構成されています。

3 つの料金プラン比較

プラン月額料金(税込)無料利用時間ストレージおすすめ用途
Entry1,100 円10 時間/月30GBお試し・軽い使用
Standard4,378 円50 時間/月100GB週末メインで使う人
Advance9,878 円100 時間/月500GB毎日がっつり使う人

無料利用時間を超えたら?

無料時間を超過した場合は、1 分あたり 6.6 円(税込) の従量課金が発生します。

超過料金の目安:

  • 1 時間超過 → 約 396 円
  • 5 時間超過 → 約 1,980 円
  • 10 時間超過 → 約 3,960 円
モチベル
超過料金、結構かかるね…
クーラット
だから自動シャットダウン設定が大事!使い終わったら切るクセをつけておこう

結局どのプランがいい?

初めての人は Entry プランで十分です。

月 10 時間あれば、1 日 20 分程度の利用が可能。
週末だけ 2〜3 時間ずつ使う、みたいな使い方なら余裕で収まります。

本格的に使うようになったら Standard プランへの切り替えを検討しましょう。
プランは月ごとに変更できます。


登録〜初期セットアップの流れ

今回はぼくが ConoHa ユーザーだった ので、
初回登録画面はスキップされてそのままスタートしました。

登録の流れ(新規の場合)


1
ConoHa アカウント作成

メールアドレスとパスワードを登録します。

ConoHa アカウント登録画面


2
電話認証

SMS または電話で本人確認を行います。

電話・SMS 認証画面


3
支払い方法の登録

クレジットカード、ConoHa チャージなどから選択します。

支払い方法選択画面


4
AI Canvas の利用開始

プランを選択すれば、すぐに利用開始できます。

プラン選択画面


初めて使う人は、公式が用意している登録画面のスクショを見ながら進めれば OK だと思います。

モチベル
最初の登録って難しくない?
クーラット
公式の流れ通りで大丈夫。5〜10 分もあれば終わるよ
ConoHa AI Canvas の登録画面

Entry プランを選んだ理由

今回は完全にお試し目的だったので、
Entry プラン(月額 1,100 円) を選びました。

正直、最初はこれで十分です。

Entry プランで確認したこと

  • GPU 環境がちゃんと動くか → OK
  • Automatic1111 が使えるか → OK
  • 生成が途中で落ちないか → OK
  • 10 時間で足りるか → 週末利用なら十分

30GB のストレージも、チェックポイント 1〜2 個と生成画像を保存するには十分な容量でした。

ConoHa AI Canvas 環境構築完了画面

Automatic1111 を実際に使ってみた

環境が立ち上がると、
使用する UI を選択できる画面が出てきます。

今回は Automatic1111(Stable Diffusion WebUI) を選択しました。

起動すると、
おなじみの Stable Diffusion WebUI が表示されます。

モチベル
この画面、見覚えある!
クーラット
最初に触ったのがこれって人、多いよね。ローカル版と同じ操作感だよ
Automatic1111 の起動画面

基本的な生成操作

操作感はローカルとほぼ同じです。

  • Text to Image:プロンプトから画像生成
  • ポジティブ/ネガティブプロンプト:通常通り使用可能
  • チェックポイント選択:プリセットされたモデルが複数あり
  • 各種設定:サンプラー、ステップ数、CFG スケールなど

日本語 UI にも対応しているので、英語が苦手な人でも分かりやすいです。

Automatic1111 の基本操作画面

生成速度はどう?

正直な感想です。

項目ConoHa AI Canvasローカル(RTX3070・未最適化)
1 枚生成10〜20 秒約 4 分
バッチ 50約 10 分約 2 時間(予測)
体感速度かなり快適待ち時間が長い

ローカル環境と比較して圧倒的に速いです。

さらに、落ちない

これがかなり大きいポイントでした。

VRAM 8GB のローカル環境だと、高解像度やバッチ生成で「CUDA out of memory」エラーが頻発しますが、
ConoHa AI Canvas ではその心配がありません。


バッチ生成してみた結果

バッチ数を増やして生成してみました。

テスト内容結果
バッチサイズ 4完走
バッチカウント 10完走
連続 50 枚生成完走
  • バッチを上げても完走
  • 途中で止まらない
  • 放置しても安心感がある

ローカル環境だと
「気づいたら止まってた」「エラーで中断してた」
ということがよくあるので、安定性は高評価です。

バッチ生成の結果画面

使用時間の管理と注意点

ConoHa AI Canvas は 使用時間課金制 です。
ここは特に注意が必要なポイントなので、詳しく解説します。

課金タイミング

  • 起動中は時間がカウントされる(生成していなくても)
  • シャットダウンすればカウント停止
  • 月をまたぐと無料枠がリセット
注意

「ちょっと席を外す」だけでも時間は消費されます。使い終わったら必ずシャットダウンしましょう。

自動シャットダウン機能を活用しよう

ConoHa AI Canvas には自動シャットダウン機能があります。

設定した時間だけ操作がないと、自動的に環境が終了する仕組みです。

おすすめ設定

  • 短め(15〜30 分)に設定 → 無駄な課金を防止
  • 長時間のバッチ生成時は長めに調整
モチベル
シャットダウン忘れそうで怖いな…
クーラット
自動シャットダウンを設定しておけば安心だよ!生成が途中で切れないように、少し余裕を持たせるのがコツ
WebUI 画面の自動終了時間設定

生成データの管理まわり

生成した画像やアップロードしたモデルは、専用のファイルマネージャーで管理できます。

ファイルマネージャーでできること

  • 生成画像の確認・ダウンロード
  • チェックポイント(モデル)のアップロード
  • LoRA ファイルのアップロード
  • 不要ファイルの削除

ストレージ容量はプランによって異なります。

ストレージ容量とアップロード目安

プランストレージチェックポイント目安用途の目安
Entry30GB1〜2 個お試し・特定モデルのみ
Standard100GB5〜6 個複数モデルを使い分け
Advance500GB多数保存可能本格運用・大量モデル管理

※ チェックポイントは 1 つあたり約 2〜7GB(SDXL 系は大きめ)
※ LoRA は数十 MB〜数百 MB 程度
※ 生成画像もストレージを消費するので、定期的な整理がおすすめ

自分のお気に入りのチェックポイントや LoRA を使いたい場合は、
ファイルマネージャーからアップロードすれば使用可能です。

モチベル
Entry プランだとチェックポイント 1〜2 個しか置けないの?
クーラット
そうなんだよね。複数モデルを使い分けたいなら Standard 以上がおすすめ。まずは Entry で試して、足りなくなったらアップグレードする流れがいいよ
ファイルマネージャー画面

正直な感想(メリット・デメリット)

実際に使ってみて感じた、良かった点と気になった点をまとめます。

良かったところ

メリット詳細
環境構築ゼロPython や CUDA のインストール不要。ブラウザだけで即使える
落ちない安定感VRAM 不足のエラーがない。バッチ生成も安心
お試ししやすい月額 1,100 円から。いつでもプラン変更・解約可能
国内サービス日本語サポート。支払いも円建てで分かりやすい

気になったところ

デメリット詳細
生成速度最適化されたローカル環境や高性能 GPU には負けるかも
時間管理使用時間を意識する必要あり。シャットダウン忘れ注意
ストレージ制限Entry プランは 30GB。大量のモデルは置けない
ネット環境必須オフラインでは使えない

向いている人・向いていない人

向いている人:

  • 環境構築に時間をかけたくない
  • PC のスペックが低い(VRAM 不足)
  • ローカル環境が不安定で困っている
  • まずは Stable Diffusion を試してみたい

向いていない人:

  • すでに高性能な GPU(RTX4090 など)を持っている
  • 毎日何時間も使う(コストが高くなる)
  • 完全オフライン環境で使いたい
モチベル
結局どんな人向け?
クーラット
環境構築に時間かけたくない人、VRAM 不足で困ってる人向けだね。サブ環境としても優秀!

今後の検証予定

今回は Automatic1111 の確認まで にしました。

ConoHa AI Canvas では以下も使用可能なので、別記事で検証予定です:

  • ComfyUI → ノードベースの高度なワークフロー
  • チェックポイント追加 → 自分のモデルをアップロード
  • LoRA 管理 → 追加学習モデルの利用

よくある質問


QConoHa AI Canvas は無料で使えますか?
A

無料プランはありません。最安の Entry プランで月額 1,100 円(税込)です。ただし、月 10 時間の無料利用時間が含まれているので、ライトな使い方であれば追加料金なしで利用できます。

Qローカル環境より速いですか?
A

未最適化のローカル環境(RTX3070)と比較して圧倒的に速いです。1 枚生成で約 10〜20 秒、バッチ 50 枚でも約 10 分で完了しました。ローカルだと 1 枚 4 分以上かかっていたので、体感では 10 倍以上の差があります。さらに VRAM 不足で落ちることもなく、安定して完走します。

Q自分のチェックポイントや LoRA は使えますか?
A

はい、ファイルマネージャーからアップロード可能です。Entry(30GB)で 1〜2 個、Standard(100GB)で 5〜6 個程度のチェックポイントが保存できます。

QComfyUI も使えますか?
A

はい、Automatic1111 の他に ComfyUI も選択できます。国内クラウド事業者として初めて ComfyUI を提供しているサービスです。

Q使わないときも料金がかかりますか?
A

シャットダウンしていれば時間課金はかかりません。ただし、月額基本料金(Entry: 1,100 円〜)は発生します。使い終わったら必ずシャットダウンしましょう。自動シャットダウン機能もあります。

Q無料時間を超えたらどうなりますか?
A

無料時間を超過すると、1 分あたり 6.6 円(税込)の従量課金が発生します。1 時間超過で約 396 円です。残り時間はダッシュボードで確認できます。

Q解約はいつでもできますか?
A

はい、いつでも解約可能です。日割り計算はされず、解約した月の月末まで利用できます。


まとめ

ConoHa AI Canvas は、Stable Diffusion を「今すぐ・壊さず・悩まず」使いたい人にちょうどいいサービスでした。

ConoHa AI Canvas の評価まとめ

項目評価
導入のしやすさ★★★★★
安定性★★★★★
生成速度★★★★☆
コストパフォーマンス★★★★☆
総合評価★★★★☆

ローカル環境がある人でも、
検証用・サブ環境として使うのはアリだと思います。

「とりあえず触ってみたい」なら、
Entry プラン(月額 1,100 円・10 時間/月) から試すのがおすすめです。

ConoHa AI Canvas をチェックする




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