画像生成AIはクラウドGPUかローカルか|Comfy Cloud・RunPod・グラボの選び方

📝 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

要約

画像生成AIを始めたいけど、クラウドGPUとローカルのどちらにするか迷っている人向けの比較ガイドです。2026年10月に、おすすめの順番を入れ替えました。

  • まず選ぶなら Comfy Cloud($20/月〜)… ComfyUI 公式のクラウド版。VRAM 96GB で、待機中は課金されない
  • 自由に組みたいなら RunPod(従量課金・$10チャージから)… GPU を選んで、カスタムノードやモデルを好きに入れられる
  • ローカルは、グラボをもう持っている人向け … GPU やメモリの値上がりで、これから組むと初期費用が重い
  • ConoHa AI Canvas は新規申し込みを停止中(2026年10月24日から。再開日は未定)
環境 向いている人 メリット 注意点
Comfy Cloud ComfyUI をすぐ使いたい人・グラボなしの人 ブラウザだけで使える。VRAM 96GB。日本語UI 使える checkpoint が限られる。モデル持ち込みは CREATOR 以上
RunPod 環境を自由に組みたい人 GPU を選べる。カスタムノード・LoRA を入れやすい 英語UI・USD 決済。Pod の止め忘れに注意
ローカルPC VRAM 12GB 以上のグラボをすでに持っている人 月額料金なしで、好きなだけ回せる これから組むなら初期費用が大きい。環境構築も必要
ConoHa AI Canvas (既存の契約者) 日本語サポート・日本円決済 2026年10月24日から新規申し込みを停止中
PRまず試すなら

Comfy Cloud

ComfyUI 公式のクラウド環境です。インストールなしで、ブラウザからそのまま ComfyUI を使えます。
料金や無料枠の条件は変わることがあるので、契約前に公式ページで最新の内容を確認してください。


はじめに

「画像生成AIを始めたいけど、グラボを買うべき?それともクラウドGPU?」

僕のメインPCは RTX 3070(VRAM 8GB)です。重い生成は1枚ごとに時間がかかり、動画用のモデルは読み込めても、まともに生成できませんでした。そこで ConoHa AI Canvas・RunPod・Comfy Cloud を順番に使ってきました。この記事は、その経験をもとに「どの環境を選べばいいか」を整理したものです。

5月に書いたときは「初心者はまず ConoHa AI Canvas」とおすすめしていました。2026年10月に、その順番を入れ替えています。理由は2つあります。

  • ConoHa AI Canvas の新規申し込みが止まった(2026年10月24日から。再開日は未定)
  • グラボやメモリの値段が上がった(RTX 5060 Ti 16GB の最安値は、発売時の84,800円から、10月下旬には129,800円)

そのぶん、ブラウザだけで使えるクラウドGPUの比重が上がりました。いま僕が人にすすめるなら、Comfy Cloud → RunPod → ローカルの順です。


画像生成AIの環境比較表(クラウドGPU・ローカル)

まず全体像です。数字は2026年10月時点のものです。

比較項目 Comfy Cloud RunPod ローカル環境 ConoHa AI Canvas
申し込み できる できる — 停止中(2026年10月24日〜)
初期費用 0円 0円($10チャージから) PC・グラボ代(グラボだけで13万円前後〜) 0円
月額の目安 $20〜(約3,000円〜・固定) 使った分だけ 電気代(月数百〜2,000円程度) 1,100円〜(固定)
環境構築 不要 ほぼ不要(テンプレートを選ぶ) 必要(数時間〜半日) 不要
自由度 中(モデル持ち込みは CREATOR 以上) 高い 最高 低め
使えるUI ComfyUI のみ 自由 自由 A1111 / ComfyUI
VRAM 96GB 選んだGPU次第 手持ちのGPU次第 プランによる
日本語 ○ UI・ノード名とも △ 英語UI — ○
決済 USD(クレカ) USD(クレカ) — 日本円
止め忘れの課金 なし(実行した分だけ) あり(Pod 起動中はずっと) なし あり
モチベル

ConoHa、申し込めなくなっちゃったの?

クーラット

10月24日からね。再開の日は出てないから、いまから始める人は Comfy Cloud か RunPod から選ぶのがいいと思うよ


どれを選べばいい?目的別のおすすめ

「結局どれ?」だけ先に知りたい場合は、この表を目安にしてください。

目的 おすすめ 理由
グラボなしで、とにかく早く始めたい Comfy Cloud 登録してすぐブラウザで ComfyUI が開く
動画生成や高解像度を回したい Comfy Cloud / RunPod VRAM 96GB、または大きい GPU を時間で借りられる
カスタムノードやモデルを自由に入れたい RunPod / ローカル ファイル構成を自分で触れる
月額を固定して予算を読みたい Comfy Cloud 月額プラン。待機中は課金されない
使う日だけ高性能GPUを借りたい RunPod RTX 4090・5090 などを1時間単位で借りられる
LoRA や ControlNet を本格的に使いたい RunPod / ローカル モデル・容量・カスタムノードの自由度が高い
生成した画像を商用で使いたい Comfy Cloud プリインストールのモデルは商用利用クリア済みと公式に明記
VRAM 12GB 以上のグラボをもう持っている ローカル 追加の月額がかからない

画像生成AIの環境をフローチャートで選ぶ

2つの質問で、自分に合った環境が決まります。

1
VRAM 12GB 以上のグラボをすでに持っているか確認する

持っている(RTX 3060 12GB・3090・4070 Ti 以上など) → ローカル環境で始めるのがいちばん安く済みます。足りない場面だけクラウドGPUを借りれば十分です。

持っていない・ノートPCしかない・VRAM 8GB 以下 → クラウドGPUがおすすめです。STEP 2へ進んでください。

2
クラウドGPUで重視するポイントを選ぶ

手軽さ・日本語UI・止め忘れの心配がないこと → Comfy Cloud

自由度・GPU の選択肢・使った分だけの支払い → RunPod

グラボを持っていない人が、これから環境を組むためにグラボを買う、という選択肢を今回は外しています。理由はローカル環境の節に書きました。


スポンサーリンク

ComfyUI をクラウドで使うならどれがおすすめか

ここからは、クラウドGPUの2つを詳しく見ていきます。どちらも、手元のPCのスペックに関係なく使えます。

① Comfy Cloud|ComfyUI 公式のクラウド版

ComfyUI の開発元(Comfy Org)が公式に運営しているクラウド版です。ブラウザを開くと、ローカルとほぼ同じ画面の ComfyUI がそのまま立ち上がります。

Comfy Cloud が向いている人
  • グラボなし・ノートPCで、ComfyUI を始めたい
  • ローカルの VRAM 不足で、動画生成や高解像度が回らない
  • RunPod の Pod を止め忘れて課金された経験がある
  • 生成した画像を商用で使いたい(ライセンス確認の手間を減らしたい)

料金プラン

個人向けは STANDARD($20/月)・CREATOR($35/月)・PRO($100/月) の3つです。ほかにクレジット量を選ぶ TEAM プランがあります(2026年8月時点)。

クレジットの単価はどのプランでも同じなので、選ぶ基準は「自分のモデルを持ち込むか」です。持ち込みには CREATOR 以上が必要になります。プランごとの内訳はこちらにまとめました。

Comfy Cloudの料金プランの選び方|STANDARDとCREATORの違いComfy Cloudの料金プランを契約前に画面を開いて整理しました。個人向けはSTANDARD $20・CREATOR $35・PRO $100の3つ。クレジット単価はどのプランも1ドル約211で同じなので、選ぶ基準はモデルをインポートするかと、30分を超えるワークフローがあるかの2点でした。2026.08.26

実際に使った感想

いちばん驚いたのは、GPU が Blackwell RTX 6000 Pro(VRAM 96GB)だったことです。僕の RTX 3070 の12倍の VRAM で、個人で買う GPU ではないですよね。

もうひとつ大きいのが、待機中は課金されないことです。RunPod は Pod を起動している間ずっと課金されるので、僕も止め忘れたことがあります。Comfy Cloud は実行した分だけなので、この心配がありません。

最近は、ComfyUI の中から外部の画像生成モデルを呼べる「パートナーノード」もよく使っています。GPT Image 2.5 で 2400×1264 の画像を描かせたときは、1枚あたり約7クレジットでした(2026年10月)。STANDARD プランで毎月付くのは4,200クレジットです。GPT Image 2.5 を68枚回した検証はこちらの記事にまとめています。

ほかにも、良かったところがいくつかあります。

  • 日本語UIに対応していて、ノード名まで日本語になる
  • プリインストールのモデルはすべて商用利用クリア済みと公式に明記されている

一方で、使える checkpoint は限られます。公式配信の基盤モデルが中心で、イラスト向けに使えそうなのは3本、Animagine XL は入っていませんでした(2026年8月時点)。使いたいモデルが決まっているなら、CREATOR プラン以上で持ち込むことになります。

Comfy Cloudのモデル900本の中身|Animagine XLは入っている?Comfy Cloudのプリインストールモデルを、契約前に全フォルダ開いて確認しました。900本以上は全フォルダの合計で、Checkpointsは公式配信の基盤モデルが中心。イラスト向けに使えそうなのは3本で、Animagine XLは入っていません。普段のプロンプトをそのまま投げた生成検証の結果もまとめました。2026.08.25

無料で試せる範囲

2026年10月28日のログイン画面には「Sign up here with Google to get 5 free runs.」と出ていました。Google で登録すると5回分の無料実行が付く案内です。パートナーノードを使うワークフローは、無料枠では実行できません。

無料枠の条件はこれまでに何度か変わっています。登録から1枚目を出すまでの手順と、無料枠でできたことはこちらにまとめました。

Comfy Cloudの使い方と無料枠|登録から1枚目まで・実行5回でどこまでできる?ComfyUI公式のクラウド版Comfy Cloudの使い方と無料枠の記録です。登録からテンプレートで1枚目を出すまでの手順、実行5回の無料枠の条件の変遷、8月に一時使えなくなった実測、パートナーノードの制限や日本語UIまで確認日つきでまとめました。2026.08.18
プランの選び方

プリインのモデルで足りるなら STANDARD($20/月) で十分です。使いたい checkpoint が決まっている人・絵柄を安定させたい人は CREATOR($35/月)になります。登録すればモデルライブラリは無料で見られるので、先に中身を確かめてから決めるのがおすすめです。

PR手軽さ重視

Comfy Cloud

ComfyUI 公式のクラウド環境。登録すればモデルライブラリの中身を無料で確認できます。
料金も無料枠の条件も変わることがあるので、契約前に公式ページで最新の内容を確認してください。

② RunPod|GPU を選んで自由に組みたい人向け

RunPod が向いている人
  • ComfyUI にカスタムノードやモデルを自由に入れたい
  • RTX 4090・5090 などを、使う日だけ借りたい
  • 英語UIと USD 決済に抵抗がない

料金の目安

GPU Community Cloud Secure Cloud 10時間の目安
RTX 3090 $0.22/h $0.50/h 約$2.2〜$5.0(≒330〜750円)
RTX 4090 $0.34/h $0.89/h 約$3.4〜$8.9(≒510〜1,340円)
RTX 5090 $0.69/h $1.19/h 約$6.9〜$11.9(≒1,040〜1,790円)
A100 SXM $1.39/h $1.79/h 約$13.9〜$17.9(≒2,090〜2,690円)

※2026年10月時点の公式料金ページの値です。1ドル150円で換算しています。価格や在庫は変わるので、起動前に管理画面で確認してください。

月に10〜20時間くらいなら、Comfy Cloud の月額より安く収まることが多いです。ただ、Pod を起動している間はずっと課金されるので、使い終わったら止める習慣が要ります。

実際に使った感想

  • Google アカウントでサインアップ → $10チャージ → Pod 起動まで、最短10分ほどでした
  • ComfyUI のテンプレートを選ぶだけで環境が立ち上がります
  • RTX 3090 で SD1.5 なら1枚約7秒でした
  • Network Volume(有料)を使えば、Pod を消してもモデルを残せます

RunPod の強みは、環境を自分で触れることです。カスタムノードを足したい、LoRA や ControlNet をまとめて使いたい、重いワークフローだけ大きい GPU で回したい、といった用途に向いています。

その代わり、英語UI・GPU の選択・Pod の停止・ストレージの管理は、自分で見る必要があります。最初の1回は少し戸惑うかもしれません。

RunPodのGPU選択画面。RTX 3090からA100まで複数のGPUから選べる
GPU一覧から使いたいものを選んで起動。ComfyUIテンプレートがあらかじめ用意されている
RunPodのComfyUIで生成した画像(電球に宇宙)。SD1.5で約7秒
RTX 3090でSD1.5なら約7秒で生成完了
紹介リンクでボーナスクレジットがもらえます

下の紹介リンクから登録して$10以上チャージすると、$5〜$500相当のクレジットボーナスがもらえます(僕にも報酬が入る仕組みです)。手順は通常の登録と同じです。

ただし、ボーナスの対象は Google アカウントで登録した場合だけです。GitHub やメールアドレスで登録すると対象外になります(過去に RunPod を使ったことがある人も対象外です)。

PR自由度重視

RunPod

紹介リンクから Google アカウントで登録して$10以上チャージすると、$5〜$500のクレジットボーナスがもらえます。ボーナスの対象は Google 登録のみです。

モチベル

RunPod って英語ばっかりで難しくない?

クーラット

操作は英語だけど、流れを覚えれば大丈夫だよ。登録から ComfyUI 起動まで、画面つきで解説してるよ

RunPodの使い方|登録からComfyUI起動まで実際にやった手順【2026年版】RunPodは、GPUを時間単位で借りられるクラウドGPUサービスです。従量課金で月額固定はなく、$10のチャージから使えます。アカウント作成・ログイン・クレジット購入・Pod起動・ComfyUI接続までを、実際にやった画面スクショつきで解説します。GPU選びや停止忘れ対策も初心者向けにまとめました。2026.03.10

Comfy Cloud と RunPod の違い

迷ったら、この3点で分けると決めやすいです。

Comfy Cloud RunPod
課金のしかた 月額+実行した分のクレジット Pod を起動している時間
環境の触りやすさ 画面はローカルと同じ。環境の中身は運営側が用意 ファイル構成から自分で触れる
つまずきやすいところ 使いたい checkpoint が無いことがある Pod の止め忘れ・ストレージの管理

画像生成AIをローカル環境で動かすなら(グラボの値上がり後)

ローカル環境がおすすめな人

ローカル環境が向いている人
  • VRAM 12GB 以上のグラボ(RTX 3060 12GB・3090・4070 Ti 以上など)をすでに持っている
  • 毎日長い時間、生成を回したい
  • オフラインで使いたい
  • ComfyUI の環境を完全に自分で管理したい

グラボをすでに持っている人にとっては、ローカルが今でもいちばん安く、自由です。月額を気にせず、カスタムノード・モデル・LoRA・ControlNet を自分のペースで試せます。

これから組む場合の初期費用

これからグラボを買って組む場合は、話が変わります。2026年に入ってから、GPU やメモリの値段が上がり続けているためです。価格.com の最安値を週ごとに記録しているアラおじのゲーム・ガジェット備忘録の数字を並べると、こうなっていました。

パーツ 2026年10月の最安値 参考
RTX 5060 Ti 16GB 129,800円(10月25日) 発売時は84,800円。10月11日には134,800円
RTX 5090 32GB 100万円超(10月上旬) 一時は72万円前後まで下がっていた
DDR5 32GB(16GB×2) 59,980円(10月25日) 10月11日は55,980円

グラボだけで13万円前後、メモリを足すとさらに6万円ほどかかります。5月にこの記事を書いたときは「RTX 5060 Ti は約7〜9万円」と書いていたので、半年でだいぶ変わりました。

129,800円は、Comfy Cloud の STANDARD(月$20 ≒ 3,000円)なら43か月分にあたります。グラボ以外の部品も買うなら、もっと先になります。僕が「グラボを持っていない人はクラウドGPUから」とすすめているのは、このためです。

値段は週単位で動いています

上の価格は10月時点の記録です。買う前に、価格.com などで最新の値段を確認してください。

それでもローカルで組みたい場合の候補は、こちらです。VRAM 16GB 以上あれば、SDXL・Flux・LoRA の生成は快適に動きます。

PRローカルで動かしたい人向け

グラフィックボード(RTX 50シリーズ)

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングから選べます。

ローカル環境のメリット・デメリット

メリット:

  • 月額料金がかからない
  • オフラインで使える
  • カスタムノード・モデルを自由に入れられる
  • 生成した画像やモデルを、すべて自分のPCで管理できる

デメリット:

  • 初期費用が大きい(2026年10月時点で、グラボだけで13万円前後〜)
  • 環境構築に時間がかかる(数時間〜半日)
  • VRAM の上限がある(RTX 3070 の 8GB では、重い生成に時間がかかり、動画用のモデルはまともに生成できなかった)
  • 電気代がかかる(GPU 高負荷時 200〜350W。1日3時間使うと月1,000〜2,000円程度)
モチベル

やっぱり RTX 5090 がほしい…

クーラット

いまは100万円超えてるからね笑。まずはクラウドで、どれくらい使うか試してからでいいと思うよ

ローカルで始める場合は、ComfyUIのインストールガイドで環境を作ってから、モデル選びガイドとLoRAの使い方へ進むと迷いにくいです。ポーズや構図を制御したくなったら、ControlNet活用ガイドも役立ちます。


ConoHa AI Canvas|新規申し込みは停止中(2026年10月時点)

ConoHa AI Canvas は、GMO インターネットグループが提供している国内の画像生成サービスです。2026年10月24日から、公式サイトで「臨時メンテナンスのため、新規お申し込み受付を停止」と告知されています。再開日は書かれていません(2026年10月29日時点)。

既存の契約者がどうなるかも、公式ページには書かれていませんでした。契約中の人は、ConoHa のお知らせを確認してください。

僕が使っていたときは、生成の速さがいちばんの長所でした。

  • 速度は RTX 3070 比で約12倍だった
  • RTX 3070 では時間がかかっていた重い生成も、待たずに回せた
  • A1111・ComfyUI がプリインストール済みで、日本語サポート・日本円決済

料金は、エントリー(月1,100円・10時間・30GB)から3プランが表示されています。申し込みが再開したら、日本語で完結するサービスとしてまた候補に入ると思います。

ConoHa AI Canvasレビュー・評判|料金と向いている人を実体験で解説ConoHa AI Canvasを実体験でレビュー。料金は月1,100円〜(2026年9月確認)、GPUはNVIDIA L4でVRAM22GB。プリインストールモデルの最新状況、ComfyUIの更新、RunPod・Comfy Cloudとの違いと向き不向きをまとめます。2026.01.06

使用頻度別・月額コストの比較

使う時間によって、安く済む環境が変わります。

使用頻度 Comfy Cloud RunPod(RTX 4090) ローカル(すでにグラボがある場合)
月10時間以下 $20(≒3,000円・固定) 約$3.4〜$8.9(≒510〜1,340円) 電気代のみ(数百円)
月20〜30時間 $20〜$35(≒3,000〜5,250円・固定) 約$7〜$27(≒1,020〜4,010円) 電気代のみ(〜1,000円程度)
月50時間以上 $35〜(≒5,250円〜) 約$17〜(≒2,550円〜) 電気代のみ(1,000〜2,000円程度)

※2026年10月時点。1ドル150円換算。RunPod は Community Cloud〜Secure Cloud の幅です。Comfy Cloud は時間ではなくクレジット制なので、プランの範囲に収まる前提の目安です。

ヒント

時間あたりの安さだけなら RunPod が有利な場面が多いです。ただ、Pod の起動・停止やストレージの管理に慣れるまでは、その手間もコストになります。最初の1か月は Comfy Cloud で触ってみて、物足りなくなったら RunPod を足す、という順番でも遅くありません。


よくある質問

Qグラボなしでも画像生成AIは使えますか?
A

使えます。Comfy Cloud や RunPod はクラウドGPUなので、ブラウザが動くPCならスペックに関係なく使えます。スマートフォンだけで ComfyUI を操作するのは難しいです。

Q低スペックPCやノートPCで ComfyUI を使えますか?
A

ローカルで動かす場合、VRAM が小さいと重い生成に時間がかかり、動画生成は難しくなります。僕の RTX 3070(VRAM 8GB)でも、動画用のモデルは読み込めても、まともに生成できませんでした。低スペックPCなら、Comfy Cloud や RunPod でクラウドGPUを借りるほうが早いです。

Q無料で試せるサービスはありますか?
A

Comfy Cloud は、Google で登録すると5回分の無料実行が付く案内になっていました(2026年10月28日時点)。条件は変わることがあるので、登録前に公式ページを確認してください。RunPod は無料枠がなく、$10チャージから始めます。

Q初心者はどれから始めればいいですか?
A

グラボを持っていないなら、Comfy Cloud がいちばん手軽です。インストールなしで、ブラウザからすぐ ComfyUI を使えます。すでに VRAM 12GB 以上のグラボがあるなら、ローカル環境から始めて大丈夫です。

QComfy Cloud と RunPod、どちらがおすすめですか?
A

手軽さと止め忘れの心配がないことを重視するなら Comfy Cloud、カスタムノードを自由に入れたい・GPU を選びたいなら RunPod が向いています。

QConoHa AI Canvas はもう使えないのですか?
A

2026年10月24日から新規申し込みの受付が停止されています(2026年10月29日時点で再開日は未定)。既存の契約者への影響は公式ページに書かれていないので、契約中の人は ConoHa のお知らせを確認してください。

QLoRA や ControlNet を使うならどの環境がいいですか?
A

少し試すだけなら Comfy Cloud でも始められます。自分で用意した LoRA を使うには CREATOR プラン以上が必要です。複数の LoRA や ControlNet、重いワークフローを本格的に回すなら、容量とカスタム性に余裕がある RunPod やローカル環境のほうが扱いやすいです。

Q画像生成AI用のグラボは何を選べばいいですか?
A

VRAM 16GB 以上が目安です。RTX 5060 Ti 16GB なら SDXL・Flux・LoRA の生成は快適に動きます。ただ、2026年10月時点で最安値が13万円前後まで上がっているので、まずクラウドGPUでどれくらい使うかを確かめてから買うのがおすすめです。

Qローカル環境の構築は難しいですか?
A

ComfyUI の場合、Python 環境の構築やモデルのダウンロードが必要で、初めてだと数時間かかることがあります。トラブル対応の情報も英語が多めです。先にクラウドで慣れてから移ると、つまずきにくいです。


まとめ

画像生成AIの環境は、グラボを持っているかどうかと、手軽さと自由度のどちらを取るかで決まります。

こんな人は おすすめ
グラボなし・ノートPC・初めての人 Comfy Cloud
止め忘れの課金が心配な人 Comfy Cloud
商用で使いたい人 Comfy Cloud
カスタムノードを自由に入れたい・GPU を選びたい人 RunPod
VRAM 12GB 以上のグラボをすでに持っている人 ローカル環境

5月の時点では「まず ConoHa AI Canvas」と書いていましたが、新規申し込みの停止とパーツの値上がりで、2026年10月からは Comfy Cloud から始めて、足りなくなったら RunPod を足すのがいちばん無理のない順番だと思っています。グラボを買うのは、クラウドで「毎日これだけ使う」とわかってからでも遅くありません。

PRまず試すなら

Comfy Cloud

インストールなしで、ブラウザから ComfyUI を使えます。登録すればモデルライブラリの中身を無料で確認できます。


関連記事

Comfy Cloud の無料枠と使い方:

Comfy Cloudの使い方と無料枠|登録から1枚目まで・実行5回でどこまでできる?ComfyUI公式のクラウド版Comfy Cloudの使い方と無料枠の記録です。登録からテンプレートで1枚目を出すまでの手順、実行5回の無料枠の条件の変遷、8月に一時使えなくなった実測、パートナーノードの制限や日本語UIまで確認日つきでまとめました。2026.08.18

Comfy Cloud の料金プラン:

Comfy Cloudの料金プランの選び方|STANDARDとCREATORの違いComfy Cloudの料金プランを契約前に画面を開いて整理しました。個人向けはSTANDARD $20・CREATOR $35・PRO $100の3つ。クレジット単価はどのプランも1ドル約211で同じなので、選ぶ基準はモデルをインポートするかと、30分を超えるワークフローがあるかの2点でした。2026.08.26

RunPod の登録〜ComfyUI 起動まで:

RunPodの使い方|登録からComfyUI起動まで実際にやった手順【2026年版】RunPodは、GPUを時間単位で借りられるクラウドGPUサービスです。従量課金で月額固定はなく、$10のチャージから使えます。アカウント作成・ログイン・クレジット購入・Pod起動・ComfyUI接続までを、実際にやった画面スクショつきで解説します。GPU選びや停止忘れ対策も初心者向けにまとめました。2026.03.10

ComfyUI のインストール(ローカル環境):

【2026年版】ComfyUIインストール方法|AI画像生成ローカル環境構築ガイドAI画像生成をローカルPCで始めるならComfyUIがおすすめ。Windows版のインストール方法を初心者向けに解説。Python・Git不要のポータブル版で簡単セットアップ。推奨GPU・必要スペックから初めての画像生成まで手順をスクショ付きで紹介。2026.01.25

ComfyUI のモデルの選び方:

ComfyUI Checkpointおすすめ|初心者向けモデル選び完全ガイドComfyUIのCheckpointおすすめを初心者向けに解説。最初に入れるモデル早見表、SD1.5とSDXLの選び方、アニメ・リアル系モデル、LoRA・VAEの違い、商用利用ライセンス、モデル配置場所、VRAM不足時の環境選びまで整理します。2026.01.26
クーラット

最後まで読んでくれてありがとう!自分に合った環境で、画像生成を楽しんでね

筆者が作った本

AIで作った画像集、BOOTHで販売中

プロンプトPDF付きなので、同じ絵を手元で再現できます。

画像集とプロンプトPDFをBOOTHで見るBOOTHのショップページが開きます

AI画像生成をご利用の際の重要な注意事項

著作権・知的財産権について

  • 既存のキャラクター、作品、ブランドロゴなどの模倣・複製は著作権侵害にあたる可能性があります
  • 商用利用時は特に注意が必要です

肖像権について

  • 実在人物(著名人・一般人問わず)の顔や特徴を模倣した画像生成はお控えください
  • 無断での肖像権使用は法的トラブルの原因となります

利用規約の確認

  • 各AI画像生成サービスの利用規約を必ずご確認ください
  • 商用利用の可否、生成画像の権利関係は各サービスで異なります

免責事項

  • 当ブログの情報を参考にしたAI画像生成により生じた問題について、当ブログは一切の責任を負いません
  • 法的問題が生じた場合は、利用者の自己責任となります
  • 最新の法律・規約情報は公式情報をご確認ください

適切なAI画像生成を心がけ、創作活動を楽しみましょう。
詳細についてはAIと著作権についてをご覧ください。

スポンサーリンク