RunPodの使い方|登録からComfyUI起動まで実際にやった手順【2026年版】

生成AI

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要約

RunPod は、GPU を時間単位で借りられるクラウド GPU サービスです。 月額固定ではなく従量課金で、クレジットカードを登録して $10 チャージすればすぐに使い始められます。

アカウント登録から ComfyUI の起動まで最短10分。GPU を持っていなくても、ブラウザだけで AI 画像生成を始められます。
この記事では、RunPod がどんなサービスかを整理したうえで、登録・クレジット購入・Pod 立ち上げ・ComfyUI 起動までの手順を、実際の画面スクショつきで解説します。


はじめに

「GPU を持っていないけど ComfyUI を使ってみたい」「手元の PC では VRAM が足りない」——そんなときに便利なのがクラウド GPU サービスです。

RunPod は、使った時間分だけ料金が発生する従量課金制のクラウド GPU サービスです。月額固定ではないので、試したいときだけ使えてコストを最小限に抑えられます。

モチベル
GPUを持ってなくても ComfyUI って使えるの?
クーラット
RunPod みたいなクラウド GPU サービスを使えば、ブラウザだけで ComfyUI が動かせるよ!

この記事では、RunPod の登録からComfyUI で実際に画像を生成するまでの手順を一通り解説します。

ヒント

以下の紹介リンクから Google アカウントで登録して $10 以上チャージすると、あなたに $5〜$500 のクレジットボーナスがもらえます(僕にも報酬が入る仕組みです)。通常登録と手順は同じなので、よければ使ってみてください。

ただしボーナス額はランダムで、EU 圏外でも約96%は $10 以下(多くは $5 前後)です。付与されたクレジットには有効期限がありますので、過度な期待はしないでください。



RunPod とは

RunPod は、GPU を時間単位で借りられるクラウド GPU プラットフォームです。

特徴

項目 内容
料金体系 従量課金(使った時間×GPU単価)
GPU 種類 RTX 3090、RTX 4090、A100 など多数
テンプレート ComfyUI・Stable Diffusion WebUI・Ollama など豊富
最低チャージ額 $10〜
支払い方法 クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・American Express など Stripe 対応カード)、暗号通貨(初回はKYC必要)

ざっくり言うと、「自分の PC に GPU を積む代わりに、必要なときだけ他人の GPU を時間貸ししてもらう」サービスです。使っていない間は料金が発生しないので、月に数時間だけ重い処理を回したい、という使い方に向いています。

RunPod は無料で使える?

無料枠はありません。 使うには先にクレジットをチャージする必要があり、最低額は $10 です。

ただし、$10 をチャージしても一気に消えるわけではなくて、RTX 4090 クラスでも1時間あたり数十円〜100円台という水準です。僕の場合、ComfyUI で画像生成を試すくらいなら $10 で何日も遊べました。料金の内訳や止め忘れ対策は RunPodの料金ガイド にまとめています。

情報
公式に配布されている割引クーポンコードは、僕が調べた範囲では見つけられませんでした。確実に効くのは紹介リンク経由の登録ボーナスだけです(このあと説明します)。

ConoHa AI Canvas との違い

RunPod と ConoHa AI Canvas はどちらもクラウド GPU サービスですが、用途が異なります。

比較項目 RunPod ConoHa AI Canvas
料金 従量課金(使った分だけ) 月額固定 + 時間課金
自由度 高い(何でも入れられる) 標準環境がセットアップ済み
ComfyUI 使える 使える
難易度 やや高め 簡単
向いてる人 自由にカスタマイズしたい人 すぐ使い始めたい人
モチベル
どっちを使えばいいの?
クーラット
手軽さなら ConoHa AI Canvas、自分でカスタマイズしながら使いたいなら RunPod がおすすめだよ
情報

ConoHa AI Canvas については別記事で詳しくレビューしています。→ ConoHa AI Canvas を使ってみた|正直レビュー

RunPod のアカウント登録方法

まず RunPod のサイトにアクセスします。

RunPodのトップページ
RunPod トップページ

紹介リンクから開いても、登録手順は通常とまったく同じです。

右上の「Sign Up」をクリックします。

RunPodのアカウント作成画面
アカウント作成画面。Google アカウントでの登録が簡単

アカウント登録方法は3種類あります。

  • Google アカウント(紹介ボーナスを受け取るならこれ一択)
  • GitHub アカウント
  • メールアドレス+パスワード

Google アカウントを選ぶと、メール認証なしですぐにログインできます。

紹介ボーナスは Google 登録が条件

公式ドキュメントによると、紹介リンク経由のボーナスを受け取れるのは Google SSO(Google アカウント)で登録した場合のみです。GitHub アカウントやメールアドレスで登録すると、ボーナスの対象外になります。

また対象は RunPod を初めて使う人に限られます。過去に同じメールアドレスでアカウントを作ったことがある場合は、登録し直しても対象になりません。

出典: Referral, affiliate, and creator programs

ログイン後、使い方の選択画面が表示されます。

RunPod 用途選択画面
どの機能を使うか選択する。「Pods」を選んでおけば OK

Pods」を選択して Continue をクリックします。


クレジットの追加方法

RunPod はプリペイド式です。先にクレジットをチャージしてから GPU を使います。

カードを登録する

まず GPU 一覧画面が表示されます。右上の「$0 +」ボタンをクリックしてクレジットを追加します。

カード登録画面が開くので、クレジットカード情報を入力して「Save Card」をクリックします。

クレジットカード登録画面
日本からは VISA・JCB・Mastercard・Discover のアイコンが表示される

チャージ金額を選ぶ

カード登録後、チャージ金額の入力画面になります。

クレジット追加金額入力画面
$10〜 のカスタム入力も可能。Auto-pay は最初は Off でOK
  • プリセット: $150 / $200 / $250 / $500
  • カスタム入力: 「Other」を選んで任意の金額を入力

試しに使うなら「$10」のカスタム入力で十分です。

Enable Auto-pay(自動チャージ) は、残高が一定額を下回ったときに自動でチャージする設定です。最初は「No」にしておきましょう。

Go to Checkout」をクリックすると確認画面になります。

クレジット決済確認画面
金額とカードを確認して「Pay $10」をクリック

Pay $10」をクリックすると決済完了です。右上の残高が $10.00 に更新されます。

クレジットチャージ完了後の残高表示
残高が $10.00 になっていれば OK

ComfyUI 用の Pod を起動する方法

クレジットの準備ができたら、Pod(GPU 環境)を立ち上げます。

GPU を選ぶ

左メニューの「Pods」→「+ Deploy」をクリックします。GPU 選択画面が表示されます。

リージョンは Any region のままでOK

Deploy 画面には Region(リージョン)の設定もあり、Asia の中には AP-JP-1(日本) があります。近いリージョンを選ぶと、ComfyUI の操作レスポンスやファイルのアップロード・ダウンロードが快適になることがあります。

ただし画像の生成速度そのものは変わりません(速さを決めるのは GPU です)。そして実際に AP-JP-1 だけに絞ってみると、僕が確認した時点では RTX 3090・RTX 4090・L4 を含むほとんどの GPU が「Out of capacity」で選べませんでした。空いていたのは H100 SXM($2.99/h)や H200 SXM($4.39/h)といった、ComfyUI の画像生成には過剰で高額な大型 GPU だけです。

空きのない GPU を選ぶと「Instance not available」と表示され、空き待ちの登録(Deploy when available)になってしまいます。日本リージョンにこだわらず「Any region」のままにしておくのが確実です。

GPU選択一覧
GPU の種類と料金が一覧表示される

ComfyUI で画像生成するなら RTX 3090 が性能と価格のバランスが良くおすすめです。RTX 3090 をクリックして選択します。

RTX 3090を選択した状態
RTX 3090 は VRAM 24GB で ComfyUI に十分な性能

同じ VRAM 24GB でも、RTX A5000 なら $0.27/h とさらに安く、RTX 4090 なら $0.69/h で最速です(単価は変動します)。ただし A5000 は選べる在庫が少なく、この記事の実測値も RTX 3090 で取っているので、まずは 3090 で試すのがおすすめです。

テンプレートを選ぶ

GPU を選択すると Configure Deployment 画面になります。「Change Template」をクリックしてテンプレート一覧を開きます。

Pod テンプレート一覧
ComfyUI・Stable Diffusion・Ollama など多数のテンプレートがある

ComfyUI」を検索して選択します。公式テンプレートを使うのが最も簡単です。

料金プランを選ぶ

料金プラン選択画面
GPU を選ぶと Instance pricing が表示される

GPU を選ぶと「Instance pricing」が表示されます。選べるのは2種類です。

プラン 特徴
On-Demand 使った時間分だけ支払う従量課金。個人利用はこれ一択
Reserved GPU を長期間おさえる法人向け。GPU 種別・台数・期間(12か月〜)を指定して sales に問い合わせる形式

個人で ComfyUI を試すなら On-Demand を選びます。Reserved は申し込みフォームから営業に連絡する流れなので、その場ではデプロイできません。

Spot と Savings Plan について

以前は「Spot」(安いかわりに強制終了されることがある)という選択肢がありましたが、現在のデプロイ画面には表示されません

また公式ドキュメントには、3か月または6か月の前払いで割引になる「Savings Plan」の説明がありますが、こちらもデプロイ画面の選択肢には出てきません。割引対象は GPU のコンピュート費のみで、ストレージは通常料金です。

ストレージを設定する

ストレージ設定画面
Volume Disk を 0GB にするとPod削除時にデータも消える
設定項目 説明 料金(稼働中 / 停止中)
Container Disk Pod が動いている間だけ使える一時ストレージ。20〜100GB が目安 $0.10/GB/月 / 課金なし
Volume Disk Pod を削除するまでデータが残る永続ストレージ $0.10/GB/月 / $0.20/GB/月
Network Volume Pod をまたいで使える保存領域(Deploy 画面とは別に作成する) $0.07/GB/月(1TB 未満)※停止中も同額

お試しであれば Volume Disk は 0GB でOKです。ただし Pod を Terminate(削除)するとデータはすべて消えます。モデルや生成した画像を残したい場合は Volume Disk を設定してください。

止めっぱなしのほうが高くなる

Volume Disk は、Pod を停止(Stop)している間のほうが単価が高くなります(稼働中 $0.10/GB/月 → 停止中 $0.20/GB/月)。「とりあえず Stop しておけば安く済む」というのは誤解で、しばらく使わないなら必要なファイルをローカルに保存して Terminate するほうが安上がりです。

なお $0.07/GB/月 は Network Volume(1TB 未満)の単価です。Volume Disk と混同しないよう注意してください。

Deploy する

設定が終わったら「Deploy Pod」をクリックします。

Deploy On-Demandボタン
Deploy On-Demand をクリックして Pod を起動

Pod の起動が始まります。「Initializing」→「Running」に変わるまで1〜2分待ちます。

Pod起動中の画面
「Waiting for connection data...」が表示されたら起動中

ComfyUI に接続して起動を確認する

Pod が起動すると、右パネルに接続メニューが表示されます。

Pod起動完了後の接続画面
FileBrowser / ComfyUI / JupyterLab の3つが Ready になる

ComfyUI →」をクリックすると、ブラウザの新しいタブで ComfyUI が開きます。

初回起動時は、デフォルトのワークフローに必要なモデルが自動でダウンロードされます。

ComfyUIのモデル自動ダウンロードダイアログ
「Download All Models to Pod」をクリックして自動DL

Download All Models to Pod」をクリックするとダウンロードが始まります。SD1.5 モデル(約2GB)なので1〜2分で完了します。

ダウンロードが終わったら「実行」ボタンをクリックして画像生成を試してみましょう。

ComfyUI ワークフロー画面
デフォルトのワークフローでそのまま生成できる
ComfyUIで生成した画像(電球に宇宙)
SD1.5 で約7秒で生成完了!

SD1.5 なら 約7秒で生成できました。RTX 3090 の性能が発揮されています。

モチベル
はやっ!!
クーラット
クラウド GPU だから速いんだよね。ローカルの非力な PC とは段違い

ComfyUIを起動した後にやること

ここまでで、RunPod上のComfyUIは起動できました。

次に迷いやすいのは、モデルの追加場所、LoRAの配置、ワークフローJSONの読み込み、生成画像の保存方法です。

情報

RunPodでComfyUIを実際に使い込む手順は、以下の記事で詳しく解説しています。

RunPodでComfyUIを使う方法|モデル追加・ワークフロー実行・画像保存まで解説


Pod を停止・削除して課金を止める

使い終わったら必ず Pod を停止または削除してください。起動したままにしておくと料金が発生し続けます。

Stop(一時停止)vs Terminate(削除)

操作 説明 データ
Stop Pod を一時停止。再開可能 残る(Container Disk は消える)
Terminate Pod を完全削除 Container Disk・Volume Disk とも消える(Network Volume のみ残る)

お試しで使い終わったら「Terminate」で完全削除しましょう。

Terminate確認ダイアログ
Terminate は取り消せないので注意
注意

Terminate は取り消しできません。Container Disk だけでなく、Volume Disk のデータも一緒に削除されます(残るのは別途作成する Network Volume だけです)。必要なモデルや生成した画像は、Terminate の前に必ずローカルへダウンロードしてください。

使用料金の確認方法

左メニューの「Billing」から使用料金を確認できます。

Billing画面の残高表示
残高と現在の消費レートが確認できる

ページ下部の「Billing Explorer」セクションでは、日別の詳細な消費金額が確認できます。

Billing Explorer の消費明細
今回の作業(約5分)で $0.038 の消費

今回の作業(Pod 起動〜Terminate まで約5分)で消費したのは $0.038 でした。$10 チャージしておけば、お試し程度なら相当長く使えます。

料金体系やクレジット、StopとTerminateの違い、停止忘れを防ぐコツをもっと詳しく知りたい場合は、RunPodの料金ガイドでまとめています。

情報

直近の使用履歴は1時間ほど経たないと反映されません。リアルタイムではなく残高の減少で確認する形になります。

まとめ

RunPod を使えば、GPU なしでも ComfyUI をすぐに試せます。


1
アカウント登録
Google アカウントでサインアップ(紹介ボーナスを受け取る条件)

2
クレジット追加
カード登録 → $10 チャージ

3
Pod 作成
RTX 3090 選択 → ComfyUI テンプレート → On-Demand → Deploy

4
ComfyUI 起動
Connect 画面から ComfyUI をクリック

5
使い終わったら Terminate
放置すると料金が発生するので必ず削除

従量課金なので月額固定の ConoHa AI Canvas より気軽に試せますし、ComfyUI をそのまま使えるのが大きなメリットです。

モチベル
思ったより簡単だった!
クーラット
登録さえしてしまえばあとはすぐだよ。使い終わったら Terminate を忘れずに!

紹介リンクから Google アカウントで登録して $10 以上チャージすると、$5〜$500 のクレジットボーナスがもらえます



ボーナスの対象は Google 登録のみ。手順は通常登録と同じです

ComfyUI のワークフローや使い方については以下の記事もどうぞ。

RunPodでComfyUIを使う方法|モデル追加・ワークフロー実行・画像保存まで解説
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