要約
ConoHa AI Canvasの料金プランで迷ったら、まずはエントリープランから試すのが安全です。
公式料金では、エントリーは月額1,100円、WebUI無料時間10時間、ストレージ30GBです。まず画像生成やComfyUIの雰囲気を触ってみるだけなら、この範囲でも判断材料はかなり得られます。
一方で、動画生成を試したい人、まとまった時間使いたい人、モデルやLoRAを多めに置きたい人は、スタンダード以上も検討したほうがよいです。
この記事の料金情報は、2026年5月18日にConoHa AI Canvas公式料金ページで確認した内容をもとにしています。料金や仕様は変わる可能性があるため、契約前に必ず公式ページも確認してください。
はじめに
ConoHa AI Canvasは、ブラウザからStable Diffusion WebUIやComfyUIを使えるAI画像生成サービスです。
ローカルPCに環境構築しなくても始められるのが大きなメリットですが、契約前に迷いやすいのが料金プランです。
この記事では、ConoHa AI Canvasの料金プランを、契約前に判断しやすい形で整理します。僕もエントリープランから使い始めて、実際にどれくらい時間や容量が足りるか確認しながら判断してきました。
結論:まず試すならエントリープランで十分
結論からいうと、ConoHa AI Canvasを初めて使うなら、まずはエントリープランでよいと思います。
理由はシンプルです。
- 月額1,100円から始められる
- WebUI無料時間が10時間ある
- ストレージ30GBで最低限の検証はできる
- Stable Diffusion WebUIやComfyUIの雰囲気を確認できる
- 自分に合わなければ早めに判断できる
ConoHa AI Canvasは、環境構築でつまずきたくない人が、まずAI画像生成やComfyUIを触ってみる入口として使いやすいサービスです。
最初から上位プランにするより、まずエントリーで試して、時間や容量が足りないと感じたらスタンダード以上を検討する流れが無難です。
この記事では「まず試すならエントリー」を基本方針にしています。ただし、動画生成を最初から多めに試す予定がある人や、モデルをたくさん置きたい人は、最初からスタンダード以上も候補になります。
ConoHa AI Canvasの料金プラン
ConoHa AI Canvasの料金は、基本的に以下の組み合わせです。
月額の基本料金 + WebUI利用料金
公式料金ページでは、以下の3プランが用意されています。
| プラン | 基本料金 | WebUI無料時間 | ストレージ容量 |
|---|---|---|---|
| エントリー | 1,100円/月 | 10時間 | 30GB |
| スタンダード | 4,378円/月 | 50時間 | 100GB |
| アドバンス | 9,878円/月 | 100時間 | 500GB |

無料時間を超えた場合のWebUI利用料金は、6.6円/分です。
料金は税込表示です。消費税の端数処理などで、実際の請求額に差が出る場合があります。最新の条件は公式料金ページで確認してください。
WebUI利用料金とは?
ConoHa AI Canvasで注意したいのは、料金が「画像を生成した枚数」だけで決まるわけではないことです。
公式説明では、WebUI利用料金は、ConoHa AI CanvasのコントロールパネルからWebUIを起動している時間に対して発生します。
つまり、以下のような時間も意識する必要があります。
- WebUIを起動している時間
- 生成設定を調整している時間
- モデルやファイルを確認している時間
- 生成が終わったあと、WebUIを閉じ忘れている時間
生成枚数そのものに上限はありませんが、WebUIを起動している時間は料金判断に直結します。
無料時間は毎月リセットされる
プランごとの無料時間は、月ごとにリセットされます。
| プラン | 毎月のWebUI無料時間 |
|---|---|
| エントリー | 10時間 |
| スタンダード | 50時間 |
| アドバンス | 100時間 |
無料時間内であれば、WebUI利用料金は追加で発生しません。
ただし、基本料金は月額でかかります。
超過すると1分単位で料金がかかる
無料時間を超えると、6.6円/分のWebUI利用料金がかかります。
たとえば、無料時間を5時間超過した場合は以下です。
5時間 = 300分
300分 × 6.6円 = 1,980円
長時間使う人は、基本料金だけでなく、無料時間を超えた場合の費用も含めて考えたほうがよいです。
エントリープランがおすすめな人
エントリープランは、まず試したい人向けです。
以下に当てはまるなら、最初はエントリーで十分だと思います。
- Stable DiffusionやComfyUIを初めて触る
- ローカル環境構築でつまずきたくない
- PCのGPU性能に不安がある
- まず1ヶ月だけ試してみたい
- 画像生成を軽く試したい
- モデルやLoRAを大量に管理する予定はない
- 月10時間以内で使い方を確認したい
エントリーのストレージは30GBなので、大きなcheckpointやLoRAをたくさん置く用途には向きません。
ただ、最初に「自分がAI画像生成を続けられそうか」「WebUIやComfyUIが自分に合うか」を判断するには、十分な入口になります。
スタンダードプランを検討したい人
スタンダードプランは、エントリーよりもまとまった時間使いたい人向けです。
公式料金では、スタンダードは月額4,378円、WebUI無料時間50時間、ストレージ100GBです。
以下に当てはまるなら、スタンダードも候補になります。
- 画像生成を週に何度も使いたい
- 10時間では足りない可能性が高い
- checkpointやLoRAを複数置きたい
- ComfyUIのワークフローをいくつか試したい
- 動画生成も少し試してみたい
- Kohya SSでLoRAの学習をしてみたい
- エントリーの30GBでは不安
特にストレージ100GBになる点は大きいです。
画像生成用のcheckpointは1つで数GBになることがあり、SDXL系や動画生成系のモデルを追加すると、30GBはすぐ圧迫されます。
エントリーで試して「これは続けそうだな」と感じたら、スタンダードへ上げる流れが現実的です。LoRAを活用したい場合の設定方法はConoHa AI CanvasでのLoRA使い方記事でまとめています。
アドバンスプランが必要になるケース
アドバンスプランは、かなり使い込む人向けです。
公式料金では、アドバンスは月額9,878円、WebUI無料時間100時間、ストレージ500GBです。
以下のような人は候補になります。
- 毎月かなり長時間WebUIを使う
- モデルやLoRAを大量に置きたい
- 動画生成や重いワークフローを多めに試したい
- 複数の用途でConoHa AI Canvasを使いたい
- ストレージ容量をあまり気にしたくない
ただし、ここまで使い込むなら、RunPodやローカル環境も比較したほうがよいです。
月額9,878円の固定費を払うなら、クラウドGPUを必要なときだけ使うRunPodや、長期的に使えるローカルGPU環境のほうが合うケースもあります。
エントリープランの10時間でどれくらい試せる?
エントリープランの無料時間は月10時間です。少なく感じるかもしれませんが、1回30分〜1時間のペースで週数回こなせる計算で、最初の検証には十分です。
ConoHa AI Canvasは生成枚数ではなく、WebUIを起動している時間が料金に関係します。コストを抑えたい場合は、プロンプトや設定案をあらかじめメモしてから起動するほうが無駄がありません。
動画生成や大量生成をメインにする場合は、10時間では足りなくなりやすいです。
動画生成ならどれくらい使える?
動画生成は、画像生成よりも時間と容量を使いやすいです。
ConoHa AI Canvasでは、環境やテンプレートによってWan2.2などを使った動画生成も試せます。
ただし、動画生成は1回あたりの時間とストレージを使いやすく、設定ミスの再生成でも時間が積み重なります。エントリープランでも短い動画や低めの設定で試すことはできますが、継続的に動画生成をしたいならスタンダード以上も検討したほうがよいです。
ConoHa AI CanvasでWan2.2を試した内容は、ConoHa AI Canvasの動画生成レビュー記事でまとめています。
起動時間もカウントされる点に注意
ConoHa AI Canvasは、生成中だけでなく設定を調整している時間もWebUI利用時間にカウントされます。
僕も最初、生成が終わった安心感でそのまま別の作業をしていたら、WebUIが起動したままになっていたことがありました。使い終わったら、WebUIを閉じるだけでなく、ConoHa AI Canvas側で停止状態を確認しましょう。
WebUIを起動したまま放置すると、無料時間を消費したり、無料時間を超えた場合に追加料金が発生したりします。ConoHa AI Canvasには自動終了タイマー(15・30・60・120・180分から選択)があるので活用しましょう。
RunPodの従量課金とどっちが安い?
ConoHa AI CanvasとRunPodは、料金の考え方が違います。
| 比較項目 | ConoHa AI Canvas | RunPod |
|---|---|---|
| 料金体系 | 月額基本料金 + WebUI利用料金 | GPU利用時間に応じた従量課金 |
| 始めやすさ | 高い | やや難しい |
| 自由度 | 中程度 | 高い |
| GPU選択 | 基本的にサービス側の環境 | 自分でGPUを選べる |
| モデル管理 | ストレージ容量に注意 | ストレージ構成次第 |
| 向いている人 | まず試したい初心者 | 本格的に使いたい人 |
短時間だけ、環境構築なしで触ってみたいならConoHa AI Canvasは使いやすいです。
一方で、GPUを選びたい、カスタムノードを自由に入れたい、重いワークフローやLoRA学習をしたい場合は、RunPodのほうが向いていることがあります。
ローカルGPUと比べるとどう?
ローカルGPU環境は、長く使うなら強い選択肢です。
ただし、最初に高性能GPU搭載PCを用意する必要があり、環境構築にも手間がかかります。
| 比較項目 | ConoHa AI Canvas | ローカルGPU |
|---|---|---|
| 初期費用 | 低い | 高い |
| 環境構築 | ほぼ不要 | 必要 |
| 月額費用 | あり | なし |
| 電気代 | 意識しにくい | かかる |
| 自由度 | 中程度 | 高い |
| 長期運用 | 使い方次第 | 向いている |
まず試すだけならConoHa AI Canvasが始めやすいですが、毎日使う・環境を細かく作り込みたい場合はローカル環境も選択肢です。詳しくはAI画像生成環境の比較記事でまとめています。
よくある質問
基本的には月額の基本料金が必要です。無料キャンペーンなどが行われる可能性はありますが、通常利用では有料サービスとして考えたほうがよいです。
ComfyUIを試す入口としては使えます。ただし、ストレージ30GBなので、大きなcheckpointやLoRAをたくさん置く用途では容量不足になりやすいです。
無料時間を超えると、WebUI利用料金が分単位で発生します。公式料金では、超過分は6.6円/分です。
短い動画を少し試すだけならエントリーでも検証できます。ただし、動画生成は時間とストレージを使いやすいため、継続的に試すならスタンダード以上を検討したほうがよいです。
LoRAを少し追加して試す程度ならエントリーでも始められます。LoRAの追加方法や注意点はConoHa AI CanvasでのLoRA使い方記事でまとめています。checkpointやLoRAを増やすとストレージを圧迫するので、複数モデルを管理したい場合はスタンダード以上も検討してみてください。
解約予約はいつでもできますが、即時解約ではなく当月末での解約となります。翌月以降の自動更新を止めたい場合は、当月末までに解約予約を行ってください。自動更新後のキャンセルはできません。
どちらも可能です。変更は翌月1日から適用されます。ダウングレードの場合はストレージ使用量が変更先プランの上限を超えていると変更できないので、事前に確認してください。
まとめ:最初はエントリーで試して、足りなければ上げるのが安全
ConoHa AI Canvasの料金プランは、基本料金、WebUI無料時間、ストレージ容量で選びます。
まず試すだけなら、エントリープランで十分です。
一方で、以下に当てはまる人は、スタンダード以上やRunPod、ローカル環境も比較したほうがよいです。
- WebUIを月10時間以上使いそう
- 動画生成を継続的に試したい
- checkpointやLoRAを複数置きたい
- ComfyUIを本格的にカスタマイズしたい
- 長時間・大量生成をしたい
まずはエントリーで1ヶ月試して、続けられそうか確認してから上のプランを検討するのが一番の近道だと思います。
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